2015-12-21

訓戒

組織における軽度の処罰。
職務上・経済上の不利益は特に生じない程度の、軽度の処分である。

良く知られる懲戒処分とは違うようだ。
懲戒処分は組織外に向けての処分で
その処分を受けることは公に、そして自分の職務経歴書に書かなくてはならないとのこと。
しかし、訓戒は組織内のことだから
職務経歴書に表すものではない。

だから、懲戒処分を行わず
訓戒後に、自主退職が慣行になりつつある日本。
でも、これってある意味、閉鎖的、、臭いものには蓋の論理であり、
今の時代、どんなことでも人伝、ネットなどで情報はいくらでも流れてしまうもの。
その訓戒を出すことが出される本人、出す組織の価値を問われることになる。

自分自身、
これまで懲戒検討、訓戒は発令し、
それをカタチとして従業員に強いることを数度経験したが、
出す側の冷淡や苦悩、
出される側の想定外の対応、
いろいろと人間の極限の心情をみて、学ぶところがあった。

能力主義である以上、
懲戒もまたマイナスの能力評価
出さないということは、賞罰必定ではなく
真の意味での能力評価とはいえないと僕は強く感じるし
そういう甘えがこの先どんどん日本を悪化させていくと思ってならない。

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