2015-12-01

氷河

積雪がその上層に降り積もる雪の重みで圧縮されて氷塊となり、
低地に向かって徐々に流れ下るもの。

というが、市場経済においては氷河期の意味、
経済流動性が停滞気味の意味で使う氷河のほうが多いだろう。
多くの人々の認識が異なるのは
氷河期のように経済停滞するということに対して
他人ごとのようにいうが、
停滞させているのは自分自身の貯蓄意識である事実をそろそろ認めるべきかなって
痛切に感じている。

貯蓄は美徳というのは、
戦後復興の日本政府が洗脳させた概念であり、
欧米、そして大陸系の人たち
つまりグローバルではその美徳感は全く通じないのである。

経済を回すということは消費であり、それを浪費というマイナス表現するのも
日本だけである。

確かに見通しの立たない借金をしてまで消費をすることはおかしいが
貯蓄し続け、あたかも永久凍土のように資産を氷漬けにすることが
日本経済を氷河期にしている事実も理解しよう。

外国人によるインバウンドによる経済効果、、
あたかも個々人輸出、
輸出で成り立つ日本からの脱却のためには
この貯蓄氷河期の脱却ではないかなあって思ってしまう。

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