閣下、陛下、なんて言葉は未だに通じるかも知れないが
猊下
というこの言葉は誰に対する敬語かはあまり知らないだろう。
辞書的には
宗教上のトップに対して使う敬称とされる。
だから、教祖、法王、座主、と呼ばれる方に使うことが正しい。
また、碩学な存在にも使える。
学長、名誉教授、とかにも使える。
本来の意味について、まとめていない辞書が多すぎるので
意味の本質は
組織、体制という実社会ではなく
知的、観念的、と呼ばれる精神の世界において
確固たる地位にいるお方への敬称である。
まー、見えない世界への否定、現実主義になった現代社会において、
猊下と呼ばれる存在への敬意は
現代社会の台頭ともに失われてしまったといえるけどね。
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