分けて配ること。
実はこれが売買の本質。
日本人は物々交換から売買が始まったがそれは
農耕民族の果実が個でとれる発想になっている。
しかし、現在世界を実質支配している欧米思想は
狩猟民族であり、とった獲物から肉を切り削いで渡していた。
まさに、分けて配っていた。
それゆえ、
日本の物々交換は
自ら持ち寄った
個と個とで、売買が行われるので
物流という概念がない。
対して、
欧米では
狩りを行った役務に応じた取り分を
族長などが管理する獲物の保管所に
自ら切り削きに向かわないとならない。
ゆえに、
・労務益 → サービス
・ほしいものを得るために自らが行動負担 → 物流
という概念がはじめからあったといえる。
一つの物を切り削いでわけるという概念は
後に在庫の山をも、一つと捉えることになるから
lot stock という概念がうまれたのであり、
日本人が物流、、ロジスティクスの概念理解が遅れた要因でもある。
日本の物流市場が過去停滞していたのはこの理由だった。
しかし、今ではその分配の概念がなかったらこらこそ
個で物をとらえる、個人配達、宅配ビジネスが一番進化したといえる。
確かに分配の概念でビジネスを起こしたのは
欧米かも知れないが、
その先に行くため、今までにないブレイクスルー、
概念が弱かったからこそ、宅配というビジネスを進化させられたといえる。
分配の概念を知っていた。
それが良くもあり、悪くもあったと思ってならない。
0 件のコメント:
コメントを投稿