2012-11-15

違憲

法曹に触れていない人からすれば
違法と違憲の違いはなんだろうと思うかもしれない。
簡単にいえば、違憲は法律そのものは憲法の定めるものと反している。
法律そのものの違法性を違憲と司法、裁判所が出すものと考えればいいだろう。

法律が違憲?
頭の悪い政治家が定めるからだ!っと思ってしまうかもしれないが、
一応、法律はそれなりのスペシャリストたちが熟考して作成して
政治家が代表してそれを制定している。
だから、それなり考えているのだが、、

明文化されてしまうと、
社会変動や複雑な人間の行動を予期できない。
今までにない行いが生まれ、その行動に法律をあてはめてしまうと
これまで、これからの人の判断を悪い方向にしてしまう可能性がある事例に
当判決を示すとされる。

だから違憲は
・司法部から
・積極的ではなく、訴えのある裁判の結果として
・強制力はなく、その提言を立法府が気づくように
というものである。

一般庶民が声高に違憲を騒ぐ現代社会、
・庶民のテロ的台頭が悪いのか
・統治機構として権力分立が機能しなくなってきているのか
どっちにしても、
そろそろ、違憲という概念も変わっていかなくてはならないのかも?

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