2012-10-23

手前

かなり理解の難しい多義語。
辞書的には
・目の前
・自分自身
・力量
・所持物
・近親
・生計
そして、
・相手

と使い方が多いし、自分だったり、身の回りのことだったり、
そして相手のことだったりする。

なんだ、この表現熟語は?!
となるが、、手前とは、今風にいえば、ワールドといえる。
当人のワールド、つまりは当人の領域、、当人自身といえる。

自分が自分であるという立証は
・自分の持っているもの
・自分が他人の貢献できること
・自分を知っている人
・自分の購買履歴
ということでしか、立証できない。

自分のワールドが存在ししているから自分が立証できるわけで
まさしく、自分の手が前に出て行ったことが自分が存在している証拠なのである。

手前が多義語になっているというより、
自分が自分であることを立証する手段の多様化が
これらの意味を導いたのだろう。

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