平仄がその例だ、ひょうそくと読む。
「平仄を整える」と言う使われ方をし、「てにをはを整える」の意味になる。
「平仄する」という使われ方もして、「矛盾点を訂正する」の意味になる。
読者のなかで、読めた人、そして、上記2つの意味を理解していた人は
とても少ないと思われる。
この状況で、僕がこの平仄という言葉を、文中、および会話のなかで使用したら
現代人は
「なにちんぷんかんぷん、言ってるの?」
「日本語になってねーー」
とクレームがくるだろう。
悲しいかな、
クレームされる発言、文章こそ
てにおはができていなかったり
日本語を知らないほうが、日本語を語っている内容だったり
している。
正しく難解な言葉を理解し会得することは
以前であれば、敬意にされるが
現代は、倦厭される対象になり、
割に合わないようである。
こうして、効率化のもと、
言葉や表現は衰退していくのだろうと思ってしまう。
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