恩典?
恩典とは、めぐみとなるようなとりはからいのことである。
今となっては、特典という言葉が普通であるが、
成り立ちは、
売り手から買い手への施し、、恩典があり、
その恩典活動が当たり前になったので
恩典よりも特別な待遇、、特典を行うとした。
そして、その特典ということが今では当たり前になっているというところだ。
この言葉には2つの特徴がある。
価値のインフレと売り手の本音だ。
価値のインフレは
今でも、”超”、”極””メガ”のように
ある基準越えをする行動するときの修飾表現を多用する。
そして、一定期間経つと修飾表現すら一般化されるということで、
”特”という文字が強調修飾であったということである。
売り手の本音は
日本古来の「お客様は神様です」というが、
恩典の”恩”の文字は
上から下に見下す施しであるという意味、
結局
「仕方ないから、施してやる」
という意味をもつ。
特典の真意は
「しょうがないから、とりわけ気を使って施してやる」
という意味が内在するのだが、、
現代人のほとんどはそんな意味を考えてはいないという事実のほうが
日本語理解の難しさと思ってならない。
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