世間の大多数の人の意見とされるが、
これは現代社会において、これほど疑わしいものはない。
・母集団定義からのあいまいさ
・恣意的介入されていない立証がまずできない
・そして発表者の報告方法
によって、全くもって相違と違う結論になるからだ。
例えば、
軍事産業で成り立っている都市で
戦争反対というアンケートをとることが世論だろうか?
仮に、ある投票結果が
賛成:45%
反対:35%
無効:20%
となった場合に
「ほぼ、過半数の人が賛成しています」
「1/3以上の方が反対を表明しています」
「5人に1人はこの件に無効を示していること自体問題ではないでしょうか?」
って報告、報道されたら、
どれも正しく、そしてどれも正当性を持って世論とされてしまうだろう。
世論なんて、所詮子供の
「みんな持っているんだから!、おもちゃ買ってよ!」
と全く同じ、自分の意見を正当化させる手段に過ぎない。
みんなの意見とする世論は
個人のためにしか使われないというが事実である。
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