囲碁の用語で、
大局において盤上に石を布いてゆき、勢力圏を確保しようとする段階。
転じて、人間の行動において、対峙する人より先んじて予備行動をとり、
後の展開を有利にすること。
布石こそ、その人間の器の大きさに通じるものといえる。
その布石とされる行為が、
他人に察知されて、わざとらしくなく
かつ後々にその布石の意味が現れてくるものを打ち出せるか!
そこに人の価値や度量がわかる。
逆に言えば、
今なんとなく行っている行動が後の行動の布石になっているかどうか、
一挙手一投足までも布石という考え方ができることが大局を見据えた
人の器といえる。
それに考えてみれば、
今の行動は、事前の行動の結果であり、
そして今行う行動は、後の行動の始まりともいえる。
布石を因果と捉えることが正しいのかも??
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