昆布や鰹節などの食品を煮て出した汁。
味噌汁は出汁を取って作ることが当たり前になりつつある現代。
戦後の農家育ちに母は味噌汁が好きではない。
料理が嫌い、不得意ではないそうだが、味噌汁は作るのも飲むの好きではないと。
どうやら、味噌汁というより出汁を取ることが嫌いなようだ。
食糧不足の時期に、時間をかけて出汁をとるより、
しっかりした味のものをすぐに口にできればいいわけで
そこまでして時間をかけることに価値を感じないらしい。
そして味噌汁も一汁三菜というより、ある種の調味料のように考えているようで、
わざわざ味噌を溶かす必要もないのではという思いであるらしい。
飽食になっている日本、
出汁にこだわることもわかるが
現代人の味覚、、僕からすればそう繊細ではないくせに出汁を求めているのでは?
なら母のように味、食べ応えにこだわるほうが出汁うんぬんより納得性がある。
おいしいかどうかを本当にわかって出汁を感じているなら、
あえて出汁を使わないほうがいいという判断ができるはずなのに、
そうでもない輩が多すぎる。
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