2019-02-28

買足

買って不足分を補う。
モノが溢れている日本において買い足すタイミングについていろいろと思惑を感じる。
適正在庫の発想だと必要以上に買い足すことは過剰在庫になり、倉庫管理、負債計上になりかねない。
買い足すことは悪い部類とみなされてきた。
しかし、2010年以降の自然災害により、
危険回避、物流麻痺を鑑みて、在庫を多めに持つことを推奨する潮流も感じる。

これは企業レベルの問題だけでなく
個々人、家計の買い足しにも言及できる。
~まだ在庫があるが、今後値上がりするかもしれないので、今のうちに買っておく
~商品ライフサイクルから考えて、この商品は今しか買えないので買いだめ
という言葉が平気で言われるようになっている。
それにより、長期保存による品質劣化、時世的に商品価値がなくなるものが起きやすい一面はあるが
経済活動を活発にしているという側面では買い足しもある意味、重要な購買促進活動かな?

2019-02-27

出汁

昆布や鰹節などの食品を煮て出した汁。
味噌汁は出汁を取って作ることが当たり前になりつつある現代。
戦後の農家育ちに母は味噌汁が好きではない。
料理が嫌い、不得意ではないそうだが、味噌汁は作るのも飲むの好きではないと。
どうやら、味噌汁というより出汁を取ることが嫌いなようだ。
食糧不足の時期に、時間をかけて出汁をとるより、
しっかりした味のものをすぐに口にできればいいわけで
そこまでして時間をかけることに価値を感じないらしい。
そして味噌汁も一汁三菜というより、ある種の調味料のように考えているようで、
わざわざ味噌を溶かす必要もないのではという思いであるらしい。
飽食になっている日本、
出汁にこだわることもわかるが
現代人の味覚、、僕からすればそう繊細ではないくせに出汁を求めているのでは?
なら母のように味、食べ応えにこだわるほうが出汁うんぬんより納得性がある。
おいしいかどうかを本当にわかって出汁を感じているなら、
あえて出汁を使わないほうがいいという判断ができるはずなのに、
そうでもない輩が多すぎる。

2019-02-26

水利

水上運送の便利。
そして、
田畑の灌漑 (かんがい) や飲用・消火などに水を利用すること。

利用目的が異なっても水を使って利を得ることには変わりない。
人間は水を吸収するだけでなく、動力、高熱、洗浄などありとあらえる行為に利用する。
水を制するものが人間を制すると言い切ってもいいだろう。
日本はいろいろな意味で水に恵まれている、、というか恵まれるような環境するための労力は惜しまない民族だ。
なんか、外国から天然水を買っているがそもそも、日本の水そのもののほうが成分、製法そして、用途において高技術だと思っている。

そろそろ、日本として、水をより高度な使い方、売買の道具として
市場を席捲すべきと思ってならない。僕も水ビジネスへの関与を高め始めているだけに。

2019-02-25

醜聞

ある人についての、聞き苦しいうわさ。スキャンダル。
現代人はこの文字を汚らわしいと思いながら、この内容を好んで知りたがる。
美談より他人を不幸を蜜の味に感じる。噂から始まり、他人の弱みについて付け入ることが日常茶飯事になっている。
人はきれいごとを口にするが、現実を正しく伝えることは概ね醜聞なことばかりだ。
逆に醜聞がない人が現れると、その人の醜聞を探し始めることばかりに情報収集活動が行われ始まる。
鶏卵論ではないが、
醜聞を聞いても動じない民衆の心変わりが先か
醜聞を得る行為が恥ずべき行為と思うが先か
どうかでより高次元に人の心は進化するだろうが、
この概念は人間の本能そのものともいえるので永遠に達成できないだろうな。

2019-02-22

物書

文章を書くこと。また、それを職業とする人。
文章で他者に伝えることで対価をもらう。
基本、ビジネスってそういうものではないだろうか?
物を取り扱う生産者であっても
納品書、品物の説明書を添えないと対価に変わらない。
サービス業も
相手に説明する文章、
サービスを受領することに合意してもらった検収がないと
対価にならない。

物書きとは、生産物が文章そのものということなのだが、
その文章って作文とどう違うか?
それが対価になる文章として価値があるのか?
このブログをもう10年も更新しているが
対価を得れるほどのものではないと思っているので単なる作文の認識だ。
対して、大した文章でもないのに生業にしている人をみると
それで稼ぐって恥ずかしくないのかって思ってしまうのは
僕が自他ともにストイックなだけなのか?

2019-02-21

記聞

聞いた事を書くこと。
これが実に危ないことになる。
聞いた内容をそのまま文字に起こしてもダメ
加工してもダメ

そのまま文字に起こすと、緩急、喜怒哀楽、本気、冗談の区別がつかないといわれる。
上記を意識して、それなりに加工するとそのままを伝えていないといわれる。

基本、人間の記聞など意味がない。
僕からすれば議事録とかいうものでさえも価値がないと思っている。
どんなに適切に書いても、
「そういったつもりはない」
「書いてある内容が正しいわけがない」
と平気で言い出すことが許される社会、ビジネスが蔓延しているのに
わざわざ意味のない記聞を残すことを義務づけることに
疑問を感じない風潮って、、本当に日本の価値の凋落を感じてやまない。

2019-02-20

採算

収支を計算してみること。
どこをもって採算にあうというか。

Amazonって今では高収益企業だが
つい五年前までは将来優良株と言われる赤字企業だったことを
知っている人が少なすぎる。
先見性というか、長期投資というか
この企業における採算ってなんだろうか?
いろいろと今までの計算式に見合わない時代になってきたんだろうな。

2019-02-19

接客

客をもてなすこと。
現代日本では対面販売活動と言っていい。
ビジネスに関わる僕としてはこの接客が一番の問題と感じる。
人手不足の原因であり、そして企業ブランドを簡単に貶める原因でもある。
顧客から
「接客がなっていない」
「なんだこの従業員は」
接客を行っている従業員は
「客からのクレームに耐えられない」
「こんな職場とは思わなかった」
となる。
接客から始まる従業員の使い方。
現在の雇用制度そのものを考え直し始める時期と思って
僕は経営実験をしているところでもある。

2019-02-18

安物

安価で手に入るもの。
安いものは長期利用だと壊れるので高いほうがとかいうあなた。
そもそもあなた自身が人として価値が安いんですよ。
考えてほしい。
高い買い物をしたら、それだけの出費だから丁寧に扱うし手入れもするだろう。
逆に安い物はまた買い替えられると思って乱暴にそして汚れ、痛んでも放置するだろう。
現代日本の商材において機能、素体において根本的に違うというのは、それは人間側の気持ではないだろうか?
金にいとめをつけず、どんな商品で平等に適当に扱っている僕の視点からすれば
高くて丈夫というものでも壊れ、とても安いものがもう何十年も愛用になっている。
僕自身の扱い方の問題であって、品質、ブランドはあまりと思ってしまう。
でも人は
「こんな高級なものを乱暴に扱うなんて」
「安いからこわれてしまうんだ」
って、思い込み甚だしい発言ばかりで、それを口にされても面倒な輩って思うばかりだ。

2019-02-15

諜報

相手の情勢などを秘密に探って知らせる活動。それで伝えられた報告。
日本人の価値観では、卑怯、汚い行為となっているが、
これが日本が外国に負ける大きな要因だ。

情報を得るためには、卑怯とかいうほうがおかしい。
情報とはそもそも、オープンなものなど情報としての価値が低い。
相手が隠しているもの、相手が嫌がるものほど価値ある情報である。
それをどうにか手に入れることは評価されるものであり、
それを卑怯と言っていることはバカげている。
そんなバカげている日本人の価値観、グローバルという意味を理解せずに
今に至るのは、、悲しいはなしだ。

2019-02-14

鎖国

江戸幕府がとった対外政策、、、、政策だったのか?
結果的に外国と付き合わなくなっただけ?
鎖国を政策として行ったのではなく、
国民気質として外国人、異文化を取り込めないことをなぜ認めない?

留学生、外国人社長、国内生産モデル
これらの言葉から未だ鎖国文化のままではないか!
普通に国籍の違う人が当たり前になる日本になんか
なれるわけがないことに気づかないのか?

僕の天眼では、
外国人労働者の受け入れを期に暗黙的、そしてすぐに公然と
「日本人であること」が重視されると思う。
いい意味では、外国人をもてなすのは日本人であるべきという付加価値
悪い意味では、他の日本人従業員のモチベーション維持のため、慣習を維持する
といろいろと企業論理、倫理感でそうなるだろうな。

、、、いいんじゃないの!
日本という国は特別な価値観でそこに入ること自体プレミアな国ということを
グローバルで意識づけることで、高級志向、高い治安が維持できることは
国力的に何か問題でもあるのか?

2019-02-13

調理

食材を加工し、料理を作る過程あるいは行為。
調理に対して、飽食日本人は大きく勘違いしていることがある。
調理はおいしくすることではなく、食べられるようにすることだ。
目的を勘違いしすぎである。
それにより、おかしな発言をしているのが耳障りだ。
「こんな調理ではおいしくない」
、、、、おいしくするのは別の問題だ。

郷土料理について考えてほしい。今となってはおいしいと思われているが
ほぼ飢えをしのぐために行われた調理の結果だ。
~青物がない冬、野菜類を食べるために煮込んだ鍋やホウトウなど
~腐ってしまわないように乾燥やあえて乳酸発酵させたもの
~そのまま食べると毒やえぐみが強いので、解体や他の食材と掛け合わせ
など、そのままでは食べられないものを調理という活動で食べられるようにしてきた。
今のようになんでも食べられるから、調理の意味を見失っていることは
過去からすれば、極楽のような生活なのだろうな。

食べ物への感謝というより
飢えずに生き抜く調理を行ってきた先人たちへの感謝といえるのでは?

2019-02-12

血筋

血のつながり。血統。また、血縁。
現代社会は世襲や親族経営に対して批判的だ。
それは個人の努力ではないからだと、大義名分を掲げる。
バカらしい。
債権の引継ぎを否定するが、債務は継承させようとしている。
債務といっても、金銭だけではない。
「あの人、、○○の生まれなんですって」
「親はあんなことしたのに、よく平気で」
「子供をどう教育したら、あんな風になるのか」
と当人に関わる親族から社会的負債を継承してしまう。

この社会、
儲かっている人から権利を奪い
失敗した人間には関わる人間へ負債を押し付ける
ことを無意識に実行しているのに、
平気で大義名分を掲げ自分の行動を反省しない。
まったく神瞰視をする僕からすれば気持ち悪いなあ。

2019-02-08

実害

実際の損害。実質的な損害。
被ると言う概念では他人が思うものと自分が思うものが違うと揉める要素といえる。
大概、自己本位の現代人は
自分の実害は殊更に騒ぐが他人の実害にはどうでもいい。
それゆえ、他人への感心が薄れていると感じる。
対して、自分を見ていない他人に憤りを感じやすい。
自己主張を容認したことこそ、
コミュニケーション不足、障害を産み出したと感じてしまう。
僕からすれば、自己主張、個人主義を認めていること自体
社会への実害ではないかと。

2019-02-07

費用

そのことのために必要なお金。 
会社経営では資産、負債、費用、収益の会計視点でとらえる。
ある会社の従業員が外部ベンダーに向かって
「うちの会社の無駄遣い」
って口にした。
、、、、でも、、そう言っているお前も費用そのもので無駄ではないか?
文句を言う前に収益にかえろって経営視点も他人を見てしまうのも
職業病かなあ??

2019-02-06

迷惑

他人のことで、煩わしくいやな目にあうこと。
迷惑=自己主張 となったのは平成からだろうか?
「他人に迷惑をかけないような生き方をしろ」
と教えられてきた世代の最後の世代かもしれない。
そうなると、現代社会って。
なんか損している気がしてならない。
いっそのこと、、、、
こういう感情が今の煽り運転につながってしまうのかなあ?
なんかいろいろと感じるなあ。

2019-02-05

右筆

中世・近世に置かれた武家の秘書役を行う文官のこと。
今でいうところの文書事務官僚。文官としての右腕ということだろうか?
誤解されてもいいという思いで書くが、
文書作りがうまい、成果物がしっかりしているという人はあまり企画、応用力がないと判断ししている。だからといって、その嫌悪、劣評価を与えるのではなく、その仕事をこなしてほしいと思うばかりだ。
しかし、現代社会は文書、成果物ができる人は企画、応用力もあるに違いないって思い込んで過度な期待をしていることが実に多い。
そんなことないことは歴史が物語っている、、、いや、庶民は教科書にある稀な天才もしくは歪められた人物像でしか歴史を見ていないからそう思い込んでしまう。
どうも他人への期待が高く、自分への評価は甘い庶民に踊らされた右筆系の人たちは自分およびその組織、そして社会をダメにしていく傾向があるなあ。
日本人のこの偏見どうにかならんものか?

2019-02-04

画鋲

掲示物を壁面に固定する際などに使われる、金属・プラスチックなどの頭部に、
鋭い針を取り付けた器具。
技術、社会の発展から消えていくことになりそうなものといえる。
技術面においては、
掲示物、、情報をマスに伝えるものが壁紙、大型な貼り紙ポスターでは
掲載させる場所の確保
雨風による劣化
時期を見ての撤去
などの活動をより効率化させるために、電子配信化がすすんでいる。
わざわざ、そして訴求効果の薄い掲示方法と技術的にはみなされ始めている。
社会面においては、やはり安全性だろう。
展示する平面媒体を目線にあげるために画鋲を使って壁に貼り付ける。
それって
平面媒体の隅
壁そのもの
そして、画鋲が外れたときに人体へ
傷つけることになる。
これは関わっている人間が望んでいるというより、必要悪とみなしていたものだった。
でも、必要悪はやはり悪でだいたいできるのであれば。
今まで社会貢献していたものが廃れることにいろいろと思いがあると思うが
戦後のヒロポンとて、当時はそれなりに評価されていたが、今では規制品とされる。
社会発展は今までのお世話になった価値への批判は必ず起こるものと思うべきだな。


2019-02-01

生憎

それをしようとするのに、都合の悪い状態にあること。ぐあいが悪いこと。
漢字だけを見るとこの意味にはなかなか思い至らない。
というより、この漢字で生憎ということもIMEでないと気づかないかもしれない。
しかし、あいにくって表現はよくよく使う。
それは都合が悪いというより、完璧ではないけどという画竜点睛的な表現で
今が及第点であることを示すと気に使うような、、、
なんか庶民のこの使い方、漢字のように’生’意気で’憎’たらしい。