2014-09-22

決手

物ごとに決定を与える資料又は手段。
旧価値観においては
決め手となるものが定番に近かった。
だから、決め手になるものを用意できるかこそが
物事の白黒だったといえる。

しかし、現代社会は決め手に欠ける。
本当に文字通り、決め手にかけているので
何事も決まらなすぎる。

価値の多様化は
信心の多様化でもあり、
みんなを納得させる、信心に訴えるものがないからこそ
決められない。

そう考えると、
決め手なんかよりも、
そこ決める判断をすること自体、
いや、そこにいること自体をなかったことにするほうが手っ取り早いのでは。
まーそれが正しいことは、みんなの大好きな
西郷隆盛の「短刀ひとつあればすむ」でよくわかる。
そうか、決め手は根本的にはこういうものであるべきだ!

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