2013-02-21

長寿


生命にしろ、
物の有用性にしろ、
長寿であることは、価値があるのだろうか?
当たり前にいいことというマヤカシに騙されているではないだろうか?

物語に出てくる延々の命の超人は、死を願ったりしているし、
現実社会においても、高い医療費を払い、近親者に迷惑をかけるくらいならば
早々に身罷りたいと思う人が多いと聞く。

物もそうだ、長寿の製品だと買い替え需要が生まれない。
経済は買い替え需要で成り立っていると言い切ってもいいように
あるものを買い換えていくことが経済活動が活性化される。
長寿であることは経済成長の阻害要因であることと言い切れるところまできている。

長寿であることに価値をおくのではなく
寿命まで正常に機能する、
生物だと死ぬ直前まで健康であることに価値をもち、
そう長寿であることに価値をもたせることを否定する社会にならないと
停滞感は脱げないと言える人間社会になっているのだろう。

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