文字どおりであれば
樹木の油のことだが、実際にはプラスチック、石油化学工業製品のことになる。
これも日本語を学ぶ外国人にはある意味、丸暗記で覚えてもらうしかない言葉だといえる。
だって、この言葉、日本人の勘違いのゴリ押しという経緯で成り立っている。
石油は植物の化石であり、それを固めたものがプラスチック、
だから樹脂のことだって平気で言い張っているものだから。
一般用語と科学技術が必ずしも一致するとは限らないが
その改善がされないと、結構意味定義の乖離が進み、かけ離れてくる。
通じればいいじゃん、
言葉は変わる、
と開き直っているからこそ、日本語というものが使いづらくなって行くのである。
今は公用語を英語にとかいう議論をしているが、
20年くらい前は、日本語を国際標準言語にしよう!だったはず。
ある意味、日本語は諦め、捨てる方向なのかなってまで思ってしまう。
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