定義的には外力に抵抗できる物体を組み合わせ、動力によって一定の運動を起こし、その結果、有用な仕事をするもの。
設計通りの働きをするように人間が作り出した(物質の組合せによる)装置。
となっている。
しかし、現在、機械はすでに概念化している。
~機械的に行う
~機械処理
というように、言われたことをそのまま遂行できることを指すようになった。
人の動作より正確かつ精巧になった機械の動きに対して、人間の存在意義は機械を作る、動かすではなく、何を機械にさせるかという’機械’を使う’機会’作りになりつつある。
考えてみればアベコベだ。人手が足りなくて機械を使って楽しようという要求だったものがこの機械を使うためにはどうすればいいかを考えることが人間の価値になるとは。
これがSF小説にあった、機械に支配された社会なのかもしれない。
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