2018-07-20

存分

物事を思いどおりにすること。
満足のゆくまですること。また、そのさま。
社会制度がある人間界において、存分という行為は特別に許された状態である。
その存分のために、誰か他人が不利益を被ることになる。
あるときは親であり、あるときは管理者だったり。
存分とはある意味、特定の庇護下で許された贅沢な環境である。
しかし、現代人はこの点をわすれ、自己主張のもとに
存分=当然の権利となっている。
当然、他人との軋轢が起きるのは必須であり、もめごとが絶えない。
このように社会制度があるのに、個人主義を認めすぎて
結果的にchaosになっている事実にいつ人間は気づくのか??


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