2018-02-22

烏合

烏(からす)の集散がばらばらであるように、統一も規律もなく集まること。
烏合の衆と、他の集まりを卑下した表現に用いられるが、
現代社会において、烏合の衆でないほうが難しい。
~終身雇用制度の崩壊と非正規雇用
~目的別時限組織(プロジェクト、ミッションチーム)の台頭
~ハラスメントや個人尊重による管理協力の欠如
から、
同じ方向、考え方を統一すること
ルールや制裁をする規律を遵守すること
ができなくなっている。

思ったのだが、
語源である中国の古典において
為政者が反抗勢力に向かって烏合の衆と揶揄したのだが、
現代社会の為政者である民主主義で選ばれる政治家は
~任期制の非正規雇用
~政党、派閥を自己判断で好きに変える
~政治家特権を行使してもメディアに潰される
まさに、、烏合の衆のそのもの、、、
語源の意味と現代の実態が逆転している珍しい熟語だ。

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