いくら自分が体験したことを的確に説明しても
その説明を行ったことで、他人にとっては事実ではなくなる。
その説明する人間の主観や感情のバイアスがかかって
ありのままの情報は伝えられないといえる。
事実を人間間で伝えることで一番重要なことは、
聞き手側のスタンスだといえる。
つまり、相手の説明をいかに客観的な情報を掴み取るかということだ。
多くの場合は、人間は見たものを定性的に捉えている。
「背の高い人」
「いっぱいあった」
という表現をよく耳にするだろう。
定性は主観的なもので、
背の高さなんて自分を中心に考えてしまいかねないから
実際は背が150cmくらいかもしれないこともある。
そう、150cmという表現があるように
事実は共通統一概念に近い、
定量表現をどれだけ話し手から聞き出すか?
そして、その定量表現の確実性を高めるかだといえる。
現在のような超情報化社会だからこそ、これが重要。
情報が多いという言うことは、逆に考えれば
要らない情報も多いということ、
本当に必要な情報、、事実をいかに掴むかが
勝ち残れるといえる。
ただ話し、聞きすればいいのではない。
できるだけ、定量的にかつ確実な情報に研ぎ澄ますことが重要である。
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