水彩画・水墨画・書など掛軸や額装において、
裏側にさらに紙や布などを張り、水分と乾燥による起伏をなくしたり丈夫にすること。
この補修方法は日本的な技術らしく、
海外のキュレーターたちはあまりこの手の技術を使わないそうだ。
いかにも日本的な発想だと僕は思う。
そのモノである表に一切触れずに、裏で価値を維持し続ける。
これは一見すると技術が施されていることがわからない。
評価しづらいスキルだったりする。
この能力主義に傾いた日本、こういう方法を評価しない、評価できなくなっていることに
日本本来の価値がなくなりつつあることに思うことはないのかなあ。
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