2015-06-15

手記

自分の体験やそれに基づく感想を自分で文章に書いたもの。
広義で考えると、ネットにあふれている多くの文章は
これにあたるような気がする。

人間は言語で意思疎通する動物である。
言語は、発声と識字で伝えるので、
手記は識字側に当たるものといえる。

ネットの普及で
気軽に自分の意思を書き残し、閲覧できるようになったが、
その分、読み手に伝わるどうかはなかなか難しくなっている。
まして、気軽だけに、推敲が減り、知悉かつ文章になっていないような文というか
文字があふれているだけに、手記というものの価値は低下しているといえる。

書き残すものが気軽になればなるほど
重みが失われている現代。
そもそも、他人に意思疎通をすることへの価値が本当に必要なのかどうかすら僕には怪しく、
手記などの私文書の意義ってなんだろう。

このブログも考えてみれば、目的、重みが薄れてきているかもしれない、
少し見直すべきか、、

0 件のコメント:

コメントを投稿