2014-12-02

値下

値段を下げること。

行為だけを考えると
利益、はたまた仕入原価以下だとただ損をしているということになる。

値下げという行為を経済学的にいろいろと捉えれば
~競合と同品質で値段を下げれば、自分たちのほうだけが多く売れる
~デフレにより、市場購買力が下がったために、それに見合う価格に変更
~確かにもう利益にならないが、それを持ち続ける在庫管理費用を持ち出すより早々に売却したいため
など、いろいろと要因が出てくる。

しかし、
上記などの理由と同じレベルで庶民は
企業側のいう
「利益還元」
という言葉をとらえているが、それは嘘。
利益還元と言いながら、上記のような企業論理で動いている。
顧客に対して必ずしも誠実ではない。

日本人の未だに大きな思い込みであり
企業は顧客に好かれるのではなく
常に買ってくれることを望み、
その裏には、株主、、つまり企業所有者の利益追求に
値下げでより多くの利益貢献を行うということを迫られている。

この事実を知ったからこそ
知らないで値下げを消費者のためと思っているお気楽人間が
多ければ多いほど、経済は活性化される
何か矛盾を感じてしまう今日この頃である。

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