2020-11-30

富豪

多くの財産がある人。金持。
日本人はなんか変な勘違いをしている。
「お金持ちなのに、ケチだ」
「お金持ちなら、もっと品行方正に」
とか言い出す。
これって、貧乏人のバカ発言。
貧乏ならケチでいいのか、粗暴でいいのか?
富豪であることに、noblesse obligeを求める。
しかし、これはフランスの貴族的な発想であり
日本人の好きなアメリカ人には全く通じない。
逆に、ケチであったり、
人のことを考えないことがチャンスと言い出し、その結果が富豪になっている。
アメリカ人にnoblesse obligeを求めたら、バカにされることも知らずに、、
どうも金を稼ぐことへの考え方が
根本的にグローバリゼーションになっていないことを
もっと教育することを考えないのであれば、やはり国際化は辞めるべきではないだろうか?


2020-11-27

略式

正式の手続きを一部省略して、簡単にしたやり方のこと。
略式手続き
略式での開催
などで使われる。
本当は正しい形ですべきなのに、今回は特例の略式で、、、
というが、一度でも略式を認めてしまうと
その略式が正式になること活動が始まる。
根本的に今の儀礼、マナーなどは略式の才たるもので、
正式が略式を塗り替えていくことになる。
考えてみよう、出会いがしらの挨拶の挨拶ってなんなのか?
「おはよう」
「こんにちは」
とは、
「朝早くからお会いできることを喜んでいます、今回はよろしくお願いします」
「今日はお日柄もいいときに、相まみえることを、、、」
という、出会いの賛辞の略式なのだが、その正式を誰も理解していない。
略式とは、本質の意味を忘れさせる忘却の魔法のようなもの。

2020-11-26

機転

物事に応じて、とっさに心が働き、うまい考えがわくこと。
機転が利くとかの使い方がある。
その場の状況をよく見極めて臨機応変な対応ができる心遣いことであり、
ある意味、個人主義ではなくその場を意識した能力者である。
機転が利くことは自己主張をしている人にはなかなか使わないことに気づいているかな?
個人主義=能力主義ではないといえる貴重な実証事例のように思う。
無駄な個人能力主義を嫌う僕からすれば、機転が利く現場掌握力を重視してしまう。

2020-11-25

深淵

深いふち。abyss
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの著作『善悪の彼岸』146節の言葉である
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
という言葉がある。
まさに真理ではないかって。
例えば、対峙する立場それぞれと懇意にしていると
「あいつのあの態度では、、、絶対、他人から嫌われている」
と言い出す一方に対して、対峙する側も
「あいつは自分のことが見えていない、他人からバカにされている自覚はないのか」
ってね。
abyssを深いうちと訳しているが、
これは物理的地点ではなく、精神的局所ということがよくわかる。



2020-11-24

機軸

くみたて。方式。方法。転じて、活動の起こる中心。
機軸と基軸は同じ音で漢字表記も似ているので間違えてしまうが
結構、意味合いが違う。動と静の違いなのだが、、、、
機軸は動力の起点、動き始め
基軸はそれを定点に定めて、見定めるスタートポイント
これで、意味合いの違うを感じてほしいが、、
平行、並行を使い分けられない庶民には無理か。

2020-11-20

予算

収入や支出の計画や
一会計年度における(中央政府や地方政府の)歳入・歳出の計画。
予算配分を決めることを民主主義で行うことは愚行だと思う。
あらかじめの算定、、つまりは未来に向けてなので
これからどうなるか、その金額で足りるのかなんて、わからない。
天災、人災、突発イベント、などたった一年先でさえ見えないのだから。
それをみんなで考えた結果の予算をつけるということは
みんなで決めたという無責任にしたいだけ。
予算より昨年度の計画の反省、責任を問い詰めることが有益である。
そのために責任者、つるし上げ対象者が必要になる。
つるし上げになる覚悟をもつからこそ、その結果の成果もその人に帰属する。
これがある意味、成果主義である。
バカな予算論理をいつまで続けるのか、行政や大手企業は。



2020-11-19

唐竹

中国産の竹で、節間が長く見た目が美しいとされる。
からたけ、トウチク、どっちの読みが正しいのか?
ちょっと昔、剣技で唐竹割りってあったが、今はなかなか聞かなくなった。
というより、唐竹をみたことがあるか?
庭や竹林が身近でなくなった今、竹の存在と唐竹という言葉が消えていくのかな?


2020-11-18

邦貨

わが国の貨幣。
日本においては円貨にあたるのだが、
邦貨なんてわざわざ言わないだろう。
邦という漢字が、国、自国土を表す漢字なんだがその意義は廃れつつある。
グローバリゼーションもいいが、
このような漢字文化をどうする曖昧過ぎるような思いがする。

2020-11-17

早朝

朝の早いうち。
定性的な表現なので、日の出あたりとしよう。
この時間帯、人間の行動はそれぞれにエゴが見え隠れする。
・早起きは三文の徳と言わんばかり行動を開始する者
・早朝トレーニングをして健康促進を狙う者
・定常稼働のために深夜作業をして帰る者
・接待の結果、終電を逃して始発で帰宅する飲んでいた者
など、その時間帯は、始まりでも終わりでもある。
そして、自分がの行為が正しいという発想でもある。
自分が正しいと思うときに人間は他人を悪とするのもまた必定。
だから、自分以外の行動者を蔑んで扱うことが多々見受けられる。
・こんな朝からまだ寝ている人の迷惑を顧みず
・朝帰りなんてなんて不健全
とか、、、、
「そんなことはない、すがすがしい朝は人間はもっと好意的ですよ」
という人ほど、どれほど他人を見下しているかを知っているだけに、、
朝はすがすがしいより、ドロドロに感じてしまうのは社会を直視出来ている証拠なんだがね。

2020-11-16

入浴

主に人が身体の清潔を保つことを目的として、
湯や水・水蒸気などに身体を浸すことを指す。
現代日本において、入浴をすることは普通な認識だが、
古今東西、今の日本ほど入浴が一般的なところはない。
平安時代においては、湯舟につかるという概念はないし、
女性の入浴などありえなかった、となっている。
インドではガンジス川の水が聖水であり、
流れていない水は不浄の認識だったりする。
また、西洋を挙げれば
ヨーロッパで有名な作曲家ベートーヴェンは
髪はボサボサ、服装はボロを着ていたと言われている。
しかし、彼は入浴が好きで頻度よく入浴していたとされる。
当時の価値観では、作曲家の地位や生活習慣から
服装、化粧をしているほうが、入浴を頻度よくするより清潔とされていた。

何ももって清潔なのは時代と衛生科学の発展によって変わるが
なんか時代を先駆けてる人たちは先見性をもって入浴しているような気がするのは
僕の偏見かな?

2020-11-13

心傷

心を痛めること。悲しく思うこと。
恥ずかしながら、心傷=トラウマと思っていたが
正確には違い、トラウマ=心的外傷がそれにあたるそうだ。
なかなか難しい。
ただし、日本人の会話、口語癖は略語であり
うるさいを’うざい’
有難しを、’ありがとう’
と変化させてきた。
今後もどうせ、省略して、心傷=トラウマになるんだろうな。
言葉は時代とともに変わる。
しかし、語彙、語法が確立されている言語は
時代が変わっても使え、国際標準語になりえるが
この日本語はいくら覚えても、、なかなか意思疎通がしづらいうえ
この略語、外来語を容易に受け入れるから、、、
外国人の日本語習得がどれだけ多くの人にトラウマを与えたことか、、

2020-11-12

深化

深くなること。深刻になること。また、(理解などを)深めること。
音で聞くと、シンカのため、進化と聞き間違えてしまう。
意味もある程度、類似しているため、どっちで使ったかで伝わりが変わることは少ない。
ただ正確には
進化は対象自身がする、させる、
深化は対象と自分の状態がする、させる
との違いがあるのだが、、、、、と言っても、難しい。
どっちでもいいか、日本語なんて!なんて言いたくなるね。

2020-11-11

旬味

旬の味。
その食材が1年の中で最高の味を出しているとき。
この概念は日本国内で成り立っていた。
日本人が日本の四季においてそう感じるものである。
しかし、科学技術の台頭で、生産性の向上、生産時期の通年化。
またグローバル化による地軸の逆からの仕入れとその反対で輸出、取り合い。
旬まで待っていると、他国に持っていかれるこの有様。
本当の旬はいつか、、という雅な概念はなく
いかに相手より先に手に入れるかがグローバルになっている今、
旬をどう語るべきか、、それを正として他国批判することが正しいのか
いろいろと議論が起きる時代と感じている。

2020-11-10

琺瑯

鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの。
難解な漢字のため「ホーロー」と表記されることが多い。
英語では Enamel(エナメル)。
金属の特性を活かしながらも、見た目の美しさそして錆びないという加工は
人類の英知なんだろうな。
まして日本の琺瑯技術は結構なものだと思う。
素体、素材をそのまま使いこなすことは日本人は得意ではないかもしれない。
もともと国土、資源が少ないから潤沢に利用することがないから
もったいない発想があるように、、
その分、加工、整形はお手の物で今の日本が成り立っている。
付加価値という概念が欧米より根強いからこそ、今の地位があると感じたりする。

2020-11-09

赤色

赤い色。
どうしても解せない赤がある。
戦隊もののリーダーが赤ということ。
なぜ赤を選んだかと、スタッフに尋ねると
「当時、子供たちの好きな色と聞くと赤と答えたからだ」
と言った。、、、本当か?
昭和中期において、ランドセルが黒赤の時代、赤は女色とまで言われていた。
またオイルショック前後では、赤字、赤点と赤はマイナス表現の代名詞だったはず。
それが好きな男の子がいただろうか?
確かに歴史を思い返せば、赤揃えの鎧装は目立つので強さの象徴ではあった。
また赤飯などの赤は破魔、、転じて祝いの色ではあったが、、
赤色にはいろいろとプラスマイナスが入り混じっている。
、、そもそも、赤は血の色
血は命の証でもあると同時に、
赤を目の当たりするときは死を予見する、怪我、出産など。
それゆえ、生理をもつ女性は穢れとされて、富士登山や聖地に入れなかったこともある。
それだけ赤はいろいろと厄介な色かもしれない。

2020-11-06

電動

動力源として電気を利用すること。
現代における家庭、、いや生活支援物のほぼすべてが電動といる。
自動車は?確かに主動力はガソリンによるエンジン駆動だが、
そのエンジンより発電させて、エアコンや社内照明などをつけてきたし、
今はEVも出てきた。
電気無くて現代生活は成り立たなくなってきた。
エジソン、ニコラ・テスラに感謝と言える。
そして、日本人に聞きたいのは、電動とデジタル化の違いをどう説明できるか?
全く違う?根本は同じ?説明できるかな?

2020-11-05

子育

子どもを育てること。子を産み育てること。
今の日本の子育て、、いや男女平等、、そしてその雇用制度そのものを否定する。
そもそも、社会制度、規模からしてそれが成り立たないことになぜ気づかない?
評論家など有識者とされる人たちは
「北欧の国々では成り立っている」
と言い出す。
しかし、北欧とされる国々は、、代表的ノルウェーを例に挙げれば
人口は543万人、、日本の兵庫県と同じ、東京都3分の1、
GNPに至っては日本13分の1でしかない。
そりゃー、人口把握規模と経済成長規模から考えて
子育てに特化した国家運営になるだろうよ。
それを見習うとは、GNPを下げてまで行うか
ノルウェーの子育て支援の予算規模を日本レベル、、
つまり、今の13倍にしてみたらどうなるか?
を考えて発言しているか、かなり疑問だ。
そこまで、現役世代、そして老人世代が自己犠牲をするか、、わけがないだろう。
今のままで、いいものねだりが人間の本性だからだ。
子育てねーー。
植物の成長とは根が地中にどれだけ広げられるかであり、
これ以上、根が広げられないとわかると自己成長、生命維持に変えて
生殖機能、、種子をつけるそうだ。
根=networkと考え、人間の自我をintelligenceと捉えると
子育て、老化、死の概念も変わると僕は思っている。
必ずしも、未来の世代に託すべき、ものだろうか?
今はSFじみた考えて捉えるだろうが、
近いうちにこの天眼の見解を庶民もわかるだろうけど。


2020-11-04

米国

言わずと知れたアメリカ合衆国。
黒船来航以来の付き合いから考えて、もういいのでは?
開国強制から始まり、、なんかいろいろとやられてきた。
原爆を落とされて戦後は占領されて、価値観を強制させられて
貿易摩擦でバッシングを受けてきた。
アメリカから恩恵を受けているというが、それは今の枠組みだからそうなる。
属国が本国から影響を受けないわけがない。
価値観の強制から戦後復興の憧れ、目指すべき国として今に至るが
・自己主張、No.1でないと許さない
・理由をつけて戦争をしたがる
・差別、暴動が頻繁に起こる
・選挙運動が蔑みあい
何を見なうべきか?
パクスアメリカーナはすでに終わっていることを自覚して行動すべきでは?

2020-11-02

新刊

新しく刊行すること。
出版不況なので、新刊はまずなく、廃刊、休刊が多い昨今。
しかし、、その認識が間違っていないか?!
出版社が発行するものが新刊という思い込みではなく
サイトを上げること自体が新刊なのでは?
刊行物の本質は情報発信である。
それが、紙媒体が主であり、また出版社であるという認識で
いろいろな仕組みが成り立っているが、その仕組み自体がナンセンスではないか。
当時はそれがよかったかもしれないが、
受け手の認識と有償価値の変化に合わせて
情報発信の意味づけをかえるべきでは?
もっとも、これは刊行物だけではなく、多くの常識、慣行ごとに言いたいがね。