霊魂とは何か?
夏になると定番の命題といえる。
定義的には
肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの
とされる。
しかし、そういう学術的な話ではなく
興味本位の怪談による背筋が凍るの間隔
風習的なお盆による死者を向かいいれる習慣
それによって、霊魂は身近にとらえている。
学術的な検証など考えずにだ。
ある僧侶曰く、
供養された魂は香りを楽しむ。
だから、
線香や香りのいい花を添えるし、
お供え物もそのものを開封してその香りを味わってもらう。
香りを楽しんだ後のお下がりは
生きている我々が食べることのほうが、
供養された者と一緒に味わい、ものを大切に扱う心に通じる。
すごくこの言葉には趣がある。
霊魂という見えない存在への敬意
そして、現世の人々とあの世の霊魂への共生を説いている。
とかく論理的、科学的を求める現代、
上記なような感覚を持って、
見えない
いや、見ようとしていないものへの敬意を再び呼び起こそうではないか。
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