2010-05-25

蛇足

庶民が間違う、付加価値の意味。

自分としては相手のことを思い、
付加価値を付けたつもりでも、
その付加価値のために、
本来すべきことへ弊害を起こしてしまう。

特に現代社会において、多々見受けられる。

要因はいくつかあり、

成果主義という個人評価の増長
相手への思いやりが恩着せがましくなった教育
高度技術が簡易に実現できるフレームワーク

人間の生活を良い方向へ導こうとしている活動が裏目に出ている。

相手の真の目的を理解すれば
蛇足は減るが、その分、付加価値が減るのが現代人、庶民だろう。
味気ない結果にあふれてる現代の成果。

結局、付加価値をつけても蛇足になるのに、どうすればいいか?
視野を広く持たないか?
その時点では蛇足なものかもしれないが
別の角度からすれば、、、、、それは副産物かもしれないし
新しいビジネスの切り口かもしれない。

一番早く蛇を書いたので足をつけてしまい、
目的を見失い、褒美の酒をもらえなかった男は
視点を変えれば、足を書いたことで、
後世までその男の行動は語り継がれるという
故事成語の礎になって、後世の人々に教訓を与えていると言える。

その一点だけを見ずにその後に
どう応用させるかを考えれば
蛇足になった付加価値も決して捨てるものではない。

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