2024-07-19

読本

江戸時代の小説の一種。
長編が多く、筋立ても概して複雑で、伝奇的・教訓的

では小説ってなんだ?
はっきり言えば、小説という表現は文学の格調を高くしたい
思いの表れ、ブランディングでしかない。
僕からすれば、読本の一部が小説ではないか?
読まれるために書かれた本のひとつという認識では?
基本、識字という行為は
他人に自分の思いを伝えるという手段であり
読本こそその最たるもの。
たまに「自分の書きたいものを書いた」と文壇で気取るものが
小説というが、それって何のためって思ってしまう。

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