2023-07-31

白亜

石灰岩、、その白さ。
白亜の城というと、石灰を壁に塗った建物といえる。
石灰は黒板で使うチョークでわかるように
映える白なので、結構目立つ。
しかしその反面、
脆く、水溶性が高い。
だから、、すぐに白が薄れてしまう。
白を保つためには、頻度の高い増強、改修が必要で
それだけの財力の象徴ともいえる。
もっとも、今では生石灰をそのまま使うことはないので
頻度は下がったがその分、一回の費用が、、

結局、白亜を使うということは金持ちの象徴か。

2023-07-28

夏休

 暑さを避けるためや、
帰省・健康管理などの目的で
学校や職場などに設けられた夏季の休暇。暑中休暇

多くの日本人は当たり前と思っている夏休み。
でも日本社会はいろいろと変わっている。
・温度が酷暑で35度超えは、、もはや
・多くの家庭にエアコンが当たり前
・フレックスによる稼働時間の自由化
・リモートワークが広がり、出勤しなくていい
・通信の発達で、PC一つでどこでも仕事ができる
ことから、
夏休みの基準はどうなるべきか?
・日数ではなく、稼働時間免除
・仕事しないという基準は連絡不通のこと
・外出すること自体、手当対象?
など、、経営者としていろいろと考える。
でも、今の僕、そもそも休日というか非稼働時間なんて。
寝ているときすら考えているから休暇を取ったなんて認識ないな。
創業以来。

2023-07-27

興行

芝居やコンサート、スポーツイベントにおいて、
鑑賞、観戦を主な目的とした観客を集めることを目的とした催事
要はイベントそのもの。
興行に関わる企業をイベント会社という。
でも興業じゃないの?
という指摘、興業は産業を興すといい
興行というイベントの興とは違うという。
なら、、関西のお笑い会社名はあえてか、、

わかりづらいな、だからイベント会社、、って言葉がおきるんだって、
日本語の漢字の論理性のないこと。


2023-07-26

携行

たずさえてゆくこと。持ってゆくこと。
本来ならば、携帯電話ではなく、携行電話であったはず。
だって、移動電話時代はショルダーフォンと呼ばれていたものが
進化したのでから、電話を携行している。
日本の携帯電話という言葉は浸透しているのだが
英語的にはmobilephoneであるからやはり携行なんだろうな。
日本語の当て字のセンスは明治以降無残だな。

2023-07-25

茶番

客のために茶をたてる役、
かつての芝居小屋では、下働きの役者見習いが茶番をしたが、
その茶番らが暇を見つけて余興演芸に興じるようになり、
その即興の芝居を茶番というようになった。
これが転じて
「見え透いた下手くそな」
「ばかばかしい」
行動を指すことになった

ただし、現代社会は多くのことが茶番劇なのだが
それを行っている人たちはまことしやかにその行為を実施している。
そして、それを茶番と指摘すると、指摘した側を
名誉棄損とまで言い出す。
ばからしい
そんな茶番を行っているから
経済成長というか社会の高度化をしないんだろうな、
この日本は。

2023-07-24

脂汗

脂肪分のまじった汗
でも口頭表現で使うときは
じっとりとにじみ出る汗。
特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。
つまり、精神的苦痛の状態で出るじっとりした汗。

夏になると汗腺から汗をかくことが多い。
それは気化熱での体温調整のためなのだが
脂汗はそのような体温調整ではなく
心的調整のものだろうな。

脂汗をかくのような生活はストレスでよくないとなるが
社会を生きていくためには脂汗をいくらかいたが
人生訓になるのだが、それを認めない社会になっているのは
本当に正しいのだろうか?!




2023-07-21

不祥

めでたくないこと。不吉。
現代社会では不祥事という言葉が一般的で
めでたくないという他発というより
やってしまったの自発という意味合いになる。
ただし思う。
不祥事といわれるものが起きた後は不祥事になりなりやすい。
今まで、それをやっていることが正しいと思われたことを
批判され始める。
特に企業においては
~朝の朝礼に参加する
~欠勤は許されない
とかその企業のガバナンスで行ってきたことを批判する報道が出たりする。
おいおい、
ほかの企業でも同じことしているぞ!
なのに、問題を起こした企業の同じ行動を批判するのか!
そのくせ、報道機関の不祥事とされる事案は報道しない、、、

不祥事を報道機関が起こしているのでは?

2023-07-20

幻日

大気中に含まれる結晶が光を屈折させることによって生じる大気光学現象。
本物の太陽と同じ高さにうっすらと浮かび上がる太陽にも似た小さな光が
幻のように浮かび上がること

でも漢字を見て思う人の中には
記憶にない一日とか思うのかな?

日という文字を太陽と取るより、日付って感じることが多い現代日本では。

2023-07-19

荒廃

あれはてること。
では、、荒れ果てるとは
人の手が入らなくなり、見苦しくなる。
秩序立った状態から、乱雑な状態になる。
荒廃にはちょっと矛盾を感じる。
荒れるは動的な意味
廃れるには静的な意味
が同居している。
荒廃するには荒を起こす何かの動的なことがあるはず。
廃れるという人がいなくなるというが、そうではないような。

荒れるの意味が
人的
自然的
なのか、曖昧なところがあるため
違和感はぬぐえないのは、僕が考えすぎなのかな。
とはいえ、漢字は考えた結果の結晶ゆえそれを再考するのも
後世の人間の思考の継承と思うがね。

2023-07-18

変動

変わり動くこと
変動という表現は他動ではなく
人間個人ではない自動的な意味合いが強い。
~景気の変動
~天候の変動
のように個人ではどうしようもないことが多い。
ということは
ある意味、ビジネスチャンスだったりする。
人間が起こしたものではない以上
そこに支出するのは仕方ないっていう発想になりやすい。
対して、人間による他動は
~責任取れ
~保障しろ
って言いだしやすい現代人の発想だと
実にいろいろと腹立つことが多いので。

2023-07-14

光芒

光のすじ。
芒(のぎ)とはコメ、ムギなどイネ科の植物の小穂を
構成する鱗片(穎)の先端にある棘状の突起のこと。
ある意味、まっすぐ伸びているさま。
ミステリアスシンボルの
五芒星
六芒星
でよく見るけど、芒という文字の意味はなかなか気づかない。
漢字って見た目で知っていてもその個々の意味ってなかなか難しいね。

2023-07-13

専権

権力をほしいままにすること。
ある事を自由に行なうことができる権利。
本来の意味は後者であった。
それも、、その担当に丸投げした社会構造があるのだろう。
「あの人に任せればいい」
「そんなの自分じゃなくあいつにやらせよう」
という発想で、結果、専権になった。
時や社会情勢から、その専権の地位が上がると
「なんであいつが自由にできるんだ」
「権力を持ちあがって」
って今度は批判だ。

嫌だから押し付け
おいしいそうだから取り上げ
世の中の暴君とはやはり愚民なんだろうな。

2023-07-12

生家

その人が生まれた家。
現代社会において、産まれた家はまずないだろう。
産婆による自宅出産はなく、産院で出産する時代だから。
ゆえに、生家というものは生まれた家ではなく
生まれてから生活をした家を指すことになるが、
それもまた多くの人が持っているとは限らない。
借家、集合住宅、転勤などの理由で定住することが難しいし
都市開発により、耐震耐火を求められ住居の改築を求めたり。
生家が終の棲家になる人はこの日本にどれだけいるのか?
そもそも、生家という概念もいつまで理解されるのだろうか? 

2023-07-11

成上

成り上がり。
日本では好まれない、、卑下の対象
~今まで○○だったくせに
~お前なんか言われる立場ではない
とか言い出し、自分の尊厳を維持しさせることに注力する傾向が強い。
結果、実力主義と言いながら
生まれ、学歴、経歴のマイナスポイントを引合に
他人より自分のほうがというマウント意識。

日本人の既得権益志向ってここにあるんだろうな。
結局、伝統的な自分の尊厳を保つことしかない価値を見出せないのは。

2023-07-10

霊山

山を神聖視し崇拝の対象とする。
山岳信仰。
人間は畏敬を崇拝する傾向にある。
山岳信仰は日本人だけではなく、多くの他国民族でも
山への信仰は顕在する。
大きく雄大なモノの代表例でだからである。
転じてか、大きな大仏、聖人像にも行われ、
宗教関係なく多く大像が正解に点在し、それを崇拝している。
大きなものに、人間は崇拝するのか?
とすると、、超高層建築にもいつかは、、、だったりするのかな?

2023-07-07

構文

文章を組み立てること。また、文の構成。
この先に、人間は構文を読めても書けない時代がくるのだろう。
構文はすべて、生成AIが作り、パラメータのように変更した文章を
自分の文章として送受信する時代になる。
そして、その文章自身がAIにまた取り込まれるので
ますます人間の作る構文はなくなる。

生成AIが普及するればするほど、
AIは人間から学ぶのではなく、AIからAIが学ぶようになるのは
今のデータ生成の有様からすれば明確。
コンピュータに支配された社会って、現実にはこういうこと。

2023-07-06

塔頭

禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、
大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)
仏教では「塔」とは「お墓」のことを指し
本来はお釈迦様の墓のみを指しましたが、やがて広くお墓一般を指すようになった。

っで、思った仏教の熟語って特殊な読みばかりだ。
塔頭 たっちゅう
境内 けいだい
など、、グローバル化にはこういう特殊な言葉は好かれないが
これにより、神秘化されることでまた日本がグローバル認知があがったり。
いろいろと複雑な日本語なんだな。

2023-07-05

搔集

搔き集める。
いろいろと散乱、散らばっている状態のものを
目的のために集める行為。
行為としては掃除、整頓のようだが、
多くの用例はお金かな。
いろいろなところにある未使用、目的不明なお金を集めて
支払いを行うこと。

 僕は思う。
搔き集めなくてはならないほど無計画に入出金管理していないの?
日々の散財、電子的に確認できない?

金を使うことが分かっていない者への賃金アップって
なんか意味がないような。

2023-07-04

感想

ある物事に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え。
感想で思いつくのは、
読書感想文。、、、夏休みの宿題。
ある書籍を読み、自分なりの感想を述べることになるが、
これは生成AIの真骨頂だろうな。
楽しようとするのは学生だけではなく
それを受け取る教師も同じだから
生成AIで書かれたものかどうか判断する気もないだろう。
だから、、似たり寄ったりの感想文ばかりになるだろう。

僕からすれば
夏休みの宿題という観点ではなく
感想という気持ちの表現の育成であれば
~特定書籍の内容
~自分の実体験
を合わせた感じで、作文してを生成AIに頼むのであれば
生成AIを使うとしても、それなりに下準備がないとできないので
やる価値はあると思う。

現代社会人は感想を述べるという表現力は
かなり見苦しいので、AIに倣うのはちょうどいいだけに。



2023-07-03

警邏

警戒のために見まわること。またその人。パトロール。
お巡りさんの巡回を難しい言葉でいうと、この警邏。
日本って面白く、常用で使う言葉なのに
その漢字が常用設定されていない。
警邏の邏
蛋白質の蛋
とか
日常語になっているはず
その漢字が使えない、、結果英語にしたりして
警邏をパトロール
蛋白質をプロテイン
、、、
定義できない国民なんだろうな。