2021-09-30

抽選

正負や順序が割り当てられる対象について、
その割り当て情報をあらかじめ与えずに選択させること
ある意味、公正と言われる選択基準ではあるが、
これは選んでいるのではなく、ただ出てきたということになる。
これだけ能力、個人主義、そして説明責任になっている時代に
抽選を選択基準にするということは
選ぶという行為にお手上げ?どうしようもないということか?

最近は転売が問題になり、抽選を選ぶことが多いが
需要供給の自由市場を理解しないからこそ
結果、転売により需要供給の自由市場が成り立っているにすぎない。
だったら、そもそも市場価格を高価にしてしまえばいい。
それが高いといわれるのであれば
どんどん値下げをし続ければいいはずだ。
それが市場というものだ。
これこそ、物価上昇のいい起爆剤になる。

どうも抽選とか、市場経済を理解しない方法を選択することに
日本経済の低迷と思ってならない。

2021-09-29

分刻

1 分単位で区切ること。
それだけ、タイトなスケジュールをこなさなくてはならない忙しさ。
この言葉から、
日本人は日単位、時間単位までは許容されて、
分刻みとなると忙しいと認識するようだ。
逆に秒刻みとなると、現実的な表現ではないような。
人間の時間感覚である、時、分、秒はある意味ちょうどよく刻まれている?
逆に、この間隔に人間が支配されている?
どっちなのかなあ?

2021-09-28

凍結

凍りつくこと。氷結
この状態をみて転じて
資産などの使用や移動を禁ずること。現状のままにすること。
を意味する。

凍結宣言を出してもそれを変えようとする輩が多い。
凍結しているのになぜ?
~そもそもその状態は正しくない、正しくすべきだ
~凍結することに意味がない
という発想を言い出す。
なぜ凍結するのかを理解しないと統制できない。
これは秩序なき、、渾沌であるということ以外になんというべきか?

2021-09-27

禁足

一定の場所に居させて、外出・旅行を禁ずること
神聖なる霊験あらたかな存在として祀っていた場所は
下界の庶民が入るべきではないという発想である。
禁足にすることは、禁じると言う概念ではなく
敬う、そして、人知を超えた存在を認め、
自らは矮小な存在と自覚して慎ましやかな生活を自戒させていた。

現代の情報開示とメディア権限の濫用により
「テレビ初公開」
「今回は特別にOK」
が溢れているように感じる。

信仰の自由は、神聖なるものを信じない自由でもあるが
禁足を軽んじるからこそ、
礼節が乱れ、自己の欲望のまま他者と争うようになってきている。
これを六道では、修羅、餓鬼道に落ちると言うのだが、
人間は自分たちが落ちているということには無自覚なものだから
後になってまた禁足の重要性が問われると天眼してしまった。

2021-09-24

無冠

位冠のないこと。無位。
転じて、スポーツなど賞レースでタイトルを取っていないこと。
タイトルをとることで箔をつけてくるこの時代。
どのタイトルを狙うかと考えるのは素直な人だな。。。
そんなの勝手にタイトルを作って1位と言い張ればいい。
「本当にいい物第一位」
「真のユーザに認められたランキング1位」
と言い張ればいい。
どうせ、どの賞レースも作為、意図的に仕組まれているものであり、
それに対して、多くの盲信者をどれだけ囲っているかの違いでしかない。
賞レースに踊らせている現代社会。
No.1よりonly 1 の時代と言いながら、結局無駄な賞レースでしか
自己アピールできないということに現代人の限界を感じるね。

2021-09-22

早期

時期が早いこと。早いうち。はじめのうち。
何事も早期対応を求める時代である。
しかし、だからこそ、不測の事態になると
早期対応することがある意味、無駄になる。
とはいえ早期対応を汎用的に行えば
費用、そして時間がかかり早期対応にならなくなってしまう。
だからなのか、
不測の事態が程度がかなり下がっている。
どういうことかというと、
自分の思い描いた未来に対して少しでも違うだけで
不測の事態としてしまい、責任転嫁をしやすい傾向も見える。
早期対応を行った事実立証と自分には非がないということ。
、、、、これもまた能力、結果主義、、そして説明責任を求めた
変な方向に舵を切った現代社会の病巣に感じてしまう。

2021-09-21

無縁

縁が無いこと。ゆかり・関係が無いこと。
因果律、説明責任という概念がある以上、
無縁であると言い切ることは無理と思っている。
なぜなら、縁があるから多くの人はその事実と紐づける。
無縁かどうか、受け取る側の思いでしかない。
説明を求められて
「関係ありません」
「全くノータッチです」
という発言は説明になっていない。
この手の説明に対して
「××の観点で○○の行動にでた」
「意識をしていないわけではないが、判断基準は別に△△で」
というべきなのに。。

説明を求めるくせに
他人からの説明をマスコミの多くが
上記をしていないことに報道、放送のクズさを感じてしまう。

2021-09-17

就社

会社に勤務すること。 その会社に新しく勤め始めること。
日本では就職=就社の一般概念のままなのに
非正規雇用が進んでいる。
なんか異常だなあ。
職に就くという概念はすでに崩壊している。
そもそも職業選択の自由であり
技術の専門化、行動細分化が進んでいる昨今。
職という概念に固執し続けると付加価値が見いだせず
市場評価は下がるはずなのだが、、
就社に守られて自分の価値が高いと錯覚し続ける。
いったいいつまで日本は正規雇用主義と能力主義という
歪んだアサインを続けるのだろうか?

2021-09-16

恩顧

情けをかける、よく面倒をみること。
「恩顧を被る」
「恩顧に報いる」
という表現がある。
現代社会、恩顧を感じているだろうか?
自分はされて当然だ
他人は自分に奉仕するものだ
という認識、行動が多すぎる。
恩顧かそうではないかとを分けることはあまり好ましくないが
軸として思うのは、対価だろう。
十分な対価を支払っていれば、恩顧を受けたと認識しなくても、、
と思うが、現代人が十分な対価を支払っていると思えない。
その結果、他人との接し方が攻撃的、無感情、、希薄な関係になる。
この先にある個人自分主義の末路がどうなるのか?
ちょっと実験的にこの社会を神瞰していこうっと。

2021-09-15

害獣

人間活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般。
実際に起きた事実。
ある地域だと猫の足が切られるという事件が起きた。
飼い主は地域住民に対して、損害賠償を訴えた。
しかし、その地域は古くからの農業エリア。
農作物で生計を立てている。
その農作物、農地を荒らす動物の足を切ることは
地域の風習だった。
新興住宅として引っ越してきたその住民にとっては
農作物<愛猫の自由を訴え
「命のほうが重要、そんなに重要なら農作物を守らないほうが悪い」
と主張を続けた。
その結果、、、、、まーーこれ以上は触れないほうがいい。

この話の一番の害獣は、、、人間そのものってことだね。

2021-09-14

混迷

道理に暗くて、分別の定まらないこと
混乱して、分別に迷うこと。複雑に入りまじって、見通しがつかないこと
意識はあるが、外部からの刺激に反応しない状態

漢字も混迷、昏迷と複数ある。

昏迷という熟語自体がすでに昏迷しているのか??

2021-09-13

熟度

果実などの熟し具合、転じて人間の熟練度。
役割分担、最適化と熟度はねじれの位置にあると思って
神瞰に人間をみている。

配置する人間は
効率化、コストの問題で少ない人数で役割分担をさせていく。
対して、そこを使う顧客側は
自分の効率化の発想で、ワンストップで終わらせたいから
役割分担など関係なくすべてを丸投げしたいし
その担当がいなくても同じことができる人がすぐにいるべきと考える。
そして、配置される側の人間は
自己実現、体調管理のために自分の興味のある仕事をしたい
もしくは自分のやるべき仕事ではないと思い出す。

熟度の高さは
配置する側:役割分担の選択肢
顧客   :自分のためになんでもできること
担当当人 :自己実現の手段
と全く違う価値観なんだから、
能力主義、スキルアップなど
現時点の社会制度では破綻していると言わざる負えないのでは?

2021-09-10

増床

床面積をふやすこと、
今はベッド数をふやすこと、の意味だメインか。
増床を口にするときに本当に多くの庶民は面積論、2次元でしか語らない。
面積が増えるということは
その分の機材、保全などの機器だけでなく
それを扱える人材が必要になる。
多くの問題はその人材である。
ただ、人を入れるだけでは広いエリアをただ混乱させることになる。
また集められた人々はそれまでのやり方や各地の特殊性で
行動所作の微々たる違いから他人へのストレスを感じ
これまで通りのパフォーマンスを出せないことがあり、
そこにまた、増床を口にするバカがクレームをつける。

「口を出す前にまず手を動かせ」
という日本の慣用的な表現が、説明責任で影を潜めているが
この言葉こそ、本来のあるべき指摘では?
「だまって働け」
「何もできないなら口をだすな」
の昭和的統制が今、求められているのでは?

2021-09-09

朧月

春の夜の、ほのかにかすんだ月。
春先の靄などの湿度で空が澄んでいないので
見えづらい月のこと。
今は空を見上げて月を見ることが少なくなっている。
朧という感じ表現は
~料理や店の名前
~ゲーム、、中二病の技名
と異化されているようだな。。
難しくなんかかっこいい文字は本来の意味を超えて
一人歩きし始めているなあ

2021-09-08

乱取

日本の柔術、柔道、の稽古形態・方法の一つ。
自由に技を掛け合う稽古方法。
実戦形式での演習ほど一番の練習はないという。
そうかもしれない。
されど、乱取って。。
そもそもの語源は
敵地に乱入して物品を掠め取ること。 掠奪のこと。
語源を忘れて、今の意味で一人歩き中だけど
なんか好ましくなく感じるな。

2021-09-07

脇息

脇に置いてもたれかかるための安楽用具
もしかしたら若者は見たことないかもしれない。
はっきり言えば、椅子文化、日本の座り方の変化だろう。
居間、土間に座るとどこかに持たれたくなる。
そのときに脇息にもたれて姿勢を変えたり
脇息に肘をあてて、たばこをくぐらせるという行動が、、、
今では時代劇の世界だけか、、、
半世紀生きつつある僕からすれば
祖父の脇息、それが僕の初めての腰掛だったことは
遠い記憶となるなあ。

2021-09-06

昇降

昇り降り
現代社会の昇降と言えばエレベーター。
エレベーターの乗り方のマナーはそれぞれが勝手に思いあがっているな。
現在のCOVIDでいろいろとまた変わるが
少し多くの乗っているなと思ったら
次のエレベーターを待つかって思う人がまー普通かな?
と思えば
個室空間と思い込んで、他人を乗せないようにすぐに閉めたり
乗ろうとする人を拒絶したり
混んでいるエレベータに向かって
「なんでこんなに乗っているの!降りなさいよ!」
とか言う輩普通に表れているから、
普通、良心という概念はもはや成り立たず
他人といかに対峙するか、、、たったエレベーターでの昇降で
見受けられるとはね。



2021-09-03

改造

物事を改めてつくり変えること。不正に作り直したり作り変えること
昭和時代は、よく改造という表現が多かったような。
最近は改造と言わず、自作とか言い出すことのほうが、、、
それもそのはず、改造、修繕するくらいならば
最新モデルを買ったほうが早く、安い、、それどころか
改造したくてもその部材が手に入らなくなくなっている。
それだけ、既製品を売る経済になってきたんだろうな。
また製造物責任法などで、消費者の安全を優先して
消費者の好奇心や技術力を阻害しているような。

改造しない、できないことは
市場活性化、経済循環のために
庶民の技術力低下を導いているという思いもあるなあ。

2021-09-02

実態

実際の有様、状態。実情。
同じ音で、実体というものがある。
耳目レベルだと違いがわからない程度の用例に溢れている。
ただこの使い分けは案外、今の流行りの表現に言い換えられて
実体はモノ
実態はコト
と言える。
モノ消費、コト消費とか言うけど
拡張高く表現するなら
実体を求めた購買活動、実態を感じるための購買活動となるのかな?
、、、、あれ?
実体験って表現、、これは実態のほうでは?
日本語の難しさがまた見え隠れ。

2021-09-01

万人

すべての人と言えるくらい多くの人々。
万人への平等は必要か?
必須とされる物を一定の高価にすることで
欲する人々が必死に働くことが経済活性化され、
そして、そのサービスを受けられない事実や結果をみるから
そうならないように必死に生きていこうとなり、
結果社会全体の向上になるのでは?

万人平等という発想は
万人の定義を出来ないクズ集団にしている事実は
後世の歴史家にバカにされるのだろうか?