2015-10-14

呪文


呪文と書くと、
「呪いの文言」となる。

魔法を唱えるということは、
日本においては、禍禍しいイメージである以上、
呪いと同義に捉えているとわかる。
人知を超えたものを禁忌とみなすといえよう。

だけど、
英語だと
呪いは curse
呪文は spell
となる。

呪文は単なる、文字の綴りとなっている。
ある意味、マイナスイメージはないともいえる。

この事実から、
日本人は人知の理解を超えるものを、忌み嫌う意味に抑え込めることに対して
西洋では、それを使うものによって、清濁が変わる手段となっているといえる。

使えるものに貪欲に使おうとする精神、それをチャレンジングと読み取る価値観と
よくわからないものを禁忌で封じてしまう価値観、、
これだから、日本は新しい価値観や技術を創設することが難しい土壌とわかる気がする。

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