その方面で大きな勢力・影響力をもっている人物。
また、器量の大きい、すぐれた人物。
大きいというが、その定義はなく、定性的、そして相対的に
大物扱いになっていくことで、その人の存在は位置づけられる。
今は大物でも、昔はそうではない、人はいつしか大物になっていくのだが
僕が見るに、、大物はというものは先達が消えることで大物になるといえる。
伝統的な業界で、年長者が息絶えると、その後輩がその地位に必然的に昇格する。
これは想像つくというが、新しい業界でも、実はそうである。
新しい業界だから、年長者がいないように思われるが、
必ず年長者は存在する、他の業界から、財力、権力を持って来る存在だ。
その存在について、意識するかしないかは別に、その存在の力が弱まると
大物が成り立ち始める。
人間はいきなり大人でも権力者でもない。
大物の風格というけど、実際の大物になるときには
先達の消失が必ず必要であり、大物とはある意味、世代交代、権力継承に感じてならない。
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