2021-04-30

受払

在庫の入出庫のこと。 
「受け」が入庫、
「払い」が出庫、
倉庫などの出し入れをわざわざなんで受け払いって言うのか?
製販在への関わりの薄い若者の思う疑問の一つ。
ちょっと倉庫や保管場所について、考えてみよう。
そこに入っている製品、商品はある意味、
売ったり、使ったりっと出ていく前提で一時的にとどまっているだけ。
会社、組織として所有したいというモノではない。
だから、いつに入って、いつに出て行ったかを意識して
円滑に流れるようにしないとその会社、組織の経済活動が成り立たない。
また、とどまっているという間にも時価総額、倉庫管理費などで
損失を生んでいるからそこもなんとかしないとならない。
そのために、受け取ったものをすばやく払い出す
その意味で、受け払いという表現になっている。

若いころの疑問は疑わずにそういうものだと教え込み
今、アカウンタビリティーが低いって言われる企業経営。
なんかいろいろつけがまわっているような、、

2021-04-28

上手

事のやり方が巧みで、手際のよいこと。
庶民が勘違いしているのは、それをこなす技術が堪能ではなく
そう庶民に思わせる威力を持っているだけのこと。
「運転がうまい」を例に挙げよう。
そのうまさをどう捉えるか?
~交通ルールを適切に守り、安全運転、とても遅い
~法律ギリギリ、自分勝手な運転で、とても速い
どちらも上手いって言われる。
おいおい、どっちも上手いのかよ。ではどっちが上手いんだよ。
そこで決定打になるのは
「俺は運転がうまいんだよ、へたくそたち!」
「あいつの運転がうまいんだから、お前たちも見習え」
なんて発言がまかり通るかどうかが上手さになっているのが現代。
実際に、資格、評価基準なんてないし、
その基準があったとしても、自分たちの都合のいいように解釈されるだけ。
要は技術ではなく、発言力こそ上手の定義である。
これが社会ってもんだ。

2021-04-27

穏便

物事が、かどだたず、おだやかであるさま。
ある意味、不正の温床ということ。
事実はある意味、辛辣だ。
それを穏便するということは、事実を曲げて世間に周知させること。
それはある意味、改竄、そして、不誠実ということだ。
穏便は当事者、、とりわけ関係者からの追及を回避する方法だが
現代人は他人の揚げ足取りの本能であるため
この穏便にしたことを悪く報じることになる。
現実から目を背ける穏便、、その麻薬に手を出せば
社会的制裁につながる現代社会と肝に銘じるべきだろうな。

2021-04-26

手摘

機械では無く、手で行う事。
機械だと栽培物を傷つけたり、青いまま収穫する可能性があるので
手摘みでいたわり、選定して積むことで、高品質を産むとされる。
この発想、手作りにもいえるが
非効率=高品質という幻想を導く論拠になっていないか?
でも実際は、非効率で収益が上がらないから高品質って謳っているだけ。
こういう発言がDXなどを妨げていると思ってしまう。
機械だと、、、っていうことからして否定的だし、
人間のほうがヒューマンエラーを起こしやすい事実を忘れていないか!

2021-04-23

和漢

日本と中国。
日本と中国との結びつきはきわめて古い。
遣隋使、、いや卑弥呼が魏志倭人伝に出ていることから
相当昔からの付き合いだ。
ここに書いている日本語とてもともとは漢字から派生だ。
とはいえ、決してずっと仲が良いわけではなく
遣隋使、遣唐使、日明貿易などの国交の良き時もあれば
白村江、秀吉の大陸進行、日中戦争などで争ってきている。
古来は大きな中国から文化、技術を賜って日本文化を形成した。
近代はODAや合弁会社などで、経済復興への支援をしてきた。
ある意味、どっこいどっこいの関係なのだが
いかんせん、中国は古来を日本は近代の優位な時代の発想で
対国家間で話し出す。
、、、仕方ないか、人間、動物の性は
互いにマウントを取りたがるものだから。
そして、口論ばかり先に進まない、今の社会情勢。
やはり、どっちがマウントしているか白黒つけるためには
あれをするしかないのでは、、、って思ってしまうのは
歴史的に正しいのに、なぜか永遠に口論ばかりな社会に
自然の摂理への抵抗を感じるなあ

2021-04-22

部門

区分けした一つの部類。
組織など人が多く集まるとそれを区切りたくなるのは
ある意味、人間の本能ではないだろうか?
すべてをひとまとめにするのではなく
特徴を決めて、その特徴で括ることをしないと
人間は把握できないのでは?
実は集団生活をするのにいろいろと分類したがるのは
人間の本能かもしれない。
蟻、蜂は生まれながらにその役割になっているので
部門というより、そういう生き物という存在になっている。
人間は何でもできるということと求められる役割で
部門という括りの認識で捉えるが、それはある意味、
差別、阻害をも生み出したのでは?って感じてしまう。
なんでも出来る括りは
やりたくない、自分以外を寄せ付けない壁でもあるので。

2021-04-21

変異

生物やウイルスの遺伝子情報(設計図)が変化すること。
世代交代することで少なからず変異は起こっているのだが
殊更に変異を強調するときは、人類に脅威な存在になったときだろう。
今はウィルスに注目されているが、
一昔前は凶暴化する野生の動物も変異種扱いをしていた。
変異って表現は自然界的な表現ではなく、
あくまでも人類目線の特殊な表現ということを意識しないとならない。
変異種、変異株って言うのはその当事者であるモノの目線からすれば
生存競争の過程、結果でしかなく、変異というより進化なのだから。

2021-04-20

絵柄

絵のがら。構図。模様。
生産物、、とりわけファッションに属するものは
機能美より絵柄を重視する傾向がある。
しかし、、その絵柄ってなんか意図的に扇動されていないか?
個人主義なので、個々が好きな絵柄があってもいいが
「あれはおしゃれ」
「すごくかわいくない?」
とか言い出し、それを共感させ、販売につなげようとする扇動商法に
なんか違和感を感じる。

良しあしを他人へ共感させようとするビジネス、インフルエンサーは
僕からすれば、語源たるインフルエンザと同じように一種の病ではないかと。
好きな絵柄を好きに選べ、それを買えることがカスタマイズ
カスタマー志向のあるべき姿では?って商売精神を感じしまう。

2021-04-19

大会

多数の人々の集まる催し物の名称に用いられる接尾語。
定性的な表現のために、規模感がおかしいことがある。
数人しかいなくても大会とか言い出す。
日本語のおかしさの一つで、
・内輪によるカラオケ大会
・大型長編小説
大きいの?小さいの?
わかりづらい。

2021-04-16

省人

労働に携わる人員を作業や設備、工程の改善などによって削減すること。
景気が良しあしに関係なく、いつも業務改善にはこの概念が付きまとう。
景気がいいので、もっと生産性の高い仕事に人をシフトさせるために
景気が悪いので、できるだけ人を減らして
と言っている。
ちょっと思わない。
人間で生産性のないところに集まる動物なのでは?
だって、一向に改善されないじゃないか!
永遠に省人を口にするということは、人間が食事、睡眠から解放されないと同じく
生産性のない方向に向かうものでは?
これに対して開き直り、何もしない、、それとも、
そもそも人間を使わないって話ではないかなあ。
つまり、省人とは人間を取り扱わないことが重要なのでは?
「人間が人間であることを否定することこそ省人の骨子である」
っと表立って言えないことも、
また生産性のない遠回しな発言であることにも人間の愚かしさだなあ。

2021-04-15

図鑑

ある分野、特に基本的には生物、岩石、鉱物といった自然物、
発展的には乗り物などの人造物の科学的に正確な図を並べ、
それと対にした解説文書を付す、総覧的な博物学書籍

図鑑は人間の英知伝承に大きな役割を持ってきた。
口伝、文字記述で英知伝承してきたが、
図鑑の登場で文字だけでは足りない情報を図と並して伝えられるようになった。
しかも、書籍ということで持ち運びや保管が容易になり
一昔、いや今でも図鑑は学習教材の最高峰の一つと言える。

されど、図鑑もまた英知伝承の進化の過程、
これからは
図は動画
文字は多言語化
そして、書籍からクラウドデータにと
変わりつつある。

図鑑の衰退と捉えるのではなく、図鑑があったからこそ
今の英知伝承が進化できたと思い、図鑑に敬意を表したい。

2021-04-14

線引

計画・予定などを図面・グラフ上に線を引いて表すこと。
実態の可視化ではあるが、意図的になりやすい概念だ。
例えば、学生時代の経験で運動会、文化祭を成功させたとかいうが
どう見てもグダグダで価値のないイベントでも実行したことが成功と
線引をしてしまうことやたった一点の違いなのに、
合否が分かれる線引をしてしまうことになる。

線引は線を引く人の責任になることが日本では多い。
引かせる側ではなく、あくまでも線を定義した側に責任を押し付ける。
CEOではなく、COOに責任を集めるってなんか変なのだが
これを変と線引できないのもまた日本人たる線引の上でのことか。


2021-04-13

公序

社会一般の人々が守るべき秩序。公共の秩序。
では一般とはどういう基準か?
、、、、、現代社会ではそんなもの定義できない、いや、言い切った者が一般。
自分が一般として騒ぎ、それに数人でも賛同すれば一般だが
その数人で決まる一般にも納得できない人の集まりもまた生まれる。
その状況での秩序なんてあるようでないに等しい。
こっちの人たちの個人主義尊重による表現の自由と
あっちの人たちの地域伝統的な約束事と
がぶつかったときに、公序で判断できるだろうか?
あるメディアは「伝統を重んじて新しいことを受け入れない人たち」
一報のメディアは「今までの秩序を理解できないわがまま若者たち」
となり、互いが社会一般を理解できないことばかりだ。
そこで公序を言えばいうほど、紛争を盛り上げることになるなんて
いろいろな矛盾を抱えている現代社会だこと。

2021-04-12

運輸

人や貨物を運ぶこと。
2020年代は運輸の有様が変わった。
人の運輸は世界規模で限定的になり、
代わりにモノの運輸は必需品問題だけでなく、需給バランスの変更で
運輸計画が狂い、採算の問題があがっている。

運輸は行って帰る。往復行為に経済活動がないと成り立たない。
一方的に行って、ただで帰ってくるではならない。
今までは利益率の高い人間というものを運んでいたが
今そしてこれからはそれでないモノを送り、届ける、その相互等価を
運輸ビジネスとして見つけることはある意味
創業精神に通じるリスクとチャンスのときになったともいえるがね。

2021-04-09

諮問

有識者または一定機関に、意見を求めること。
相談でもなく、決定でもない。
僕は有識者に諮問ということはある意味、無駄なコストと考える。
アドバイス、コンサルティングという最近の横文字でかっこよく聞こえるが
諮問で得られることは想定結果であって、検証を伴っていない。
諮問より実証確認のサイクルを回すことが重要である。
知っている知識より実際にそうなるかの実地確認があるべき情報ではないか。
それに現在はそれをシミュレーション、SNSで特定参会者サンプルを
容易に揃えられる環境になったのだから。

2021-04-08

年代

数多く存在する年を、近接する年の集まりで区切ったもの。
だいたいdecade、10年単位で区切ることが多い。
60年代、50年代、、
この区切りの基軸をどう置くか、、
西暦(19xx、20xx)
和暦(昭和、平成)
年齢(20台)
などで、その時の会話がどうなっているのか、予測がつく。
西暦だと一般的な事件
和暦だと国内、身近なイベント
年齢だと個人の人生の過去比較
こういう前提で会話の傾向を意識して発言すべきだと思うがね。
気づかずに、自分の基軸で話す人が多い。
それは個人主義の尊重、、でもそれがコミュニケーション力のなさ。
現代社会の求めるものの矛盾がここにも表れているね。

2021-04-07

先着

他よりも先に着くこと。
現代社会で需要超過のときに価格高騰を許さず
先着、抽選を選択する場合が多い。
価格高騰をさせると、金持ち有利は不平等と言い出す。
しかしだ。
先着順にしたところで、それに間に合わない人は
こんなやり方不平等だって言い出す。
抽選もまたしかり、、、
つまり人間は自分が満足しないと不平等って言い出すのが本能。

なおさら、、アダムスミスの言葉どおり
需要供給曲線で価格を決定すればいい。
同じ性質のものでも供給量で価格が変わり、
それでもほしい人、それを手に入れたい意思の表れが財の提供であるべ、、
ああ!これが転売なのか!
なるほど、、人間の本能に近い行動になっているのか、、

2021-04-06

反論

相手の論や批判に反対の意見を述べること。
自分が受けていた学校教育はある意味狭間で
権威志向と議論の活性化が共存、、、いや混沌としていた。
生徒会をやっているときに顧問に
「もっと議論をすべきだ」
という教師に
「そんなことをしなくてももう決まったのだ」
と返事すると
「反論するな」
って言われた。おいおい、議論をすべきではないか?
自分は対象外って何様だ。

議論しろって言いったり、反論するなって
教師がまずその器ではないのだから、日本では議論など無駄だよ。
議論ではなく、説明力、圧倒力をどう手に入れるかだね。

2021-04-05

校則

学校内部における規則のうち、特に在学生自身に関わる定めのこと。
最近はブラック校則と不合理、理不尽な規定を批判する傾向にある。
ただ、よく考えてほしいがその校則は本当に不合理、理不尽なものなのか?
そもそも戦後に起きた現代の教育制度、民主主義のもとに
不合理、理不尽なものは定義できないはず。それなのに、その規定がある。
理由、なぜ?
歴史が物語る。
・文部省からの政策的統制のもとにそのまま定められたものを維持している。
・校内暴力など学生の精神的な乱れを治めるを校内自治の観点で定めた。
があった。
人間社会は時代とともに変化するが
学校のように不変的な設備、機関は社会の変動に影響を受けづらい。
切迫しないとその不変性へ手を加えない。
戦後の教育勅語を変更させる大復興
校内暴力による殺傷事件が横行が全国規模の大問題
はどがないかぎりは校則への変更はないだろう。
ブラック校則って批判しているだけのレベルであれば
たわごとレベルで聞き流しになるだろうな。

2021-04-02

国難

国家全体が受ける危難。
今はCOVIDをあげているが、国難などなくなることはない。
それは国家、政治家が存在するため。
国家を運営するためには統治の大義名分
政治家として当選するためには想定した難問が必要。
だから、国難は必要悪になっている。
COVIDが終わっても、格差、経済困窮を国難に挙げて
騒ぎ立てるのが民主衆愚政治の有様なんだんだな。

2021-04-01

暴言

乱暴な、むちゃな言葉。
今時点の社会の認識では男のほうが暴言を吐いている。
だから、パワハラ、セクハラにつながるという、、、安易な定説化になっている。
しかしどうだろう。
男性が適切な指摘をしても
ハラスメント、暴力されることがないと社会通念を盾に
結構な暴言の反論をしている女性が実に多くないか?
男性より、女性のほうが結構シビアは言葉を使うのは性差というより
脳構造の問題がある。
これは体力バカの旦那が言葉巧みな奥さんの尻に敷かれることは
古今東西夫婦関係ではよくみられる事象。
どうも、男女平等という基準がおかしすぎて
このような生物的特徴を考えずに発言している社会に危うさを持つなあ。