2013-03-22
引継
引継という行為に、
する側
される側
ともに満足しないと統計結果が出たそうだ。
これを由々しきことと捉える人もいるが、
当然ではないかと思う。
世襲、年功序列、徒弟制度が破綻している現代社会において
個人能力を評価対象にしている以上、
自分の代替を認めることはできない機運になっている。
する側としても、
「なぜしなくてはならないのか、自分に落ち度はないはず」
「そもそも、やりたくなかった仕事なのに、なぜ引継をさせるのか」
というマイナス思考の立場であることが多い。
される側も
「自分のために、すべて教えてほしい」
「わざわざ自分がやらなくてならないというのだから、万全の体制を」
と平気で求める個人主義の今の有り様。
する側、される側の気持ちが噛みあう事は難しいのが実情である。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿