2024-01-05

滂沱

・雨が激しく降るさま
・涙がとめどなく流れ出るさま
漢字のとおり、
水分が溢れんばかりに流れでていること。
あまり使わないだろうが、
東洋、日本らしい表現と思う。
流水を描写する表現は東洋、日本には多い。
西洋だと多くは危険、害としかとらえない。
それは水への思いだろうか?
飲料水という表現はまず日本にはなかった。
基本、飲めるからだ。
その飲める水があふれるから滂沱であり、
それが危険とはまず見做されなかった。

今はいろいろと水災害レベルとなっているが
でも暴れ川、治水、信玄堤などの言葉があるように
昔から水害はあったのにそれでも親しむのは
水が豊かで生活をよくしているからだろうかねえ。

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