2023-09-29

塩漬

腐敗しやすい食品を、長期保存や味付けのため
食塩に漬けておく古くからの方法
けど、現在の用例は
何もせずに放置していることだろう。
長期保存の意味は
存在価値を利用せずにずっと触れようとしないことになるが
作為、不作為どっちにしても
その存在をどうでもよくという思いによるものだ。

塩漬けにする、されることは
なぜそうされたかを見失い、
する側は忘却
された側は怨嗟
に昇華されることを人間はなかなか理解しないのは
これも人間の本能か?!

2023-09-28

反響

音波が障壁にぶつかって反射し、再び聞こえる現象のことです。
こだまやエコーのこと、、
それが抽象化、転じて
発表された事柄・出来事などの影響によって起こるさまざまの反応のこともある。

因果応報、リアクション、
自然界において、何かをすると必ず別の何かに影響を与える。
自分の活動についてどこに影響するかを考えたほうがいい。
特に今、自己主張という言葉で
周りの反応を気にしなかったり、都合よく思う輩ばかりになっているような。
ちょっとでも見回すことができればもめないのに、、
どうも最近の人間の譲歩、、いや憲法における
公共の福祉の理解がないことが反響への理解のなさからうかがえる。

2023-09-27

慰労

骨折りをねぎらうこと。
ちょっと面白いことに気づいた。
ご苦労様 って言葉は目上の人には使わないように
慰労 も目上の人にはするものではない。

労 の字ってやはり見下し表現なのか、
プロレタリア的なんだなあ。

2023-09-26

無期

一定の期限を定めないこと。期限無し。
無期懲役という言葉が有名すぎて、
それ以外は無期って表現はまず使わないよね。
無期ではなく無期限って表現もしくは
永久、永遠の字を当てたほうがいいはず。

これって日本人、日本語があまり、無という表現を好まないように感じるが
外国、特に欧米は否定表現で強調する
無期限、無制限を
Unlimited
という限界がないという表現を多用したり。
無量大数も
Immeasurable large number
(数えきれない大きな数)
不死の存在を
Immortal
(死がない人)
とかね。

無などの否定語を肯定の反対と思うか
肯定すべき概念を超越していると思うかが
語族の違いなのかな?

2023-09-25

宿痾

長い間治らない病気や慢性の病気、持病。
医療の発達した現在、宿痾を掲げる表現について言いたい。
それは慢性疾患ではなく、生まれながらの体質ではないか?
治らないもの=病傷 というのはどうだろうか?
そもそも治らないのではなく、そういう体なのでは?
どうも、被害者的になっているように感じる。
その結果が社会としての医療費の慢性財政赤字になっていないか?
ひとそれぞれの天寿を満たせばよく、
長くいきらえても、その人にかかった社会負担費用は
その人から返してもらいないものが多く、
その分、誰かに負担が増し、また体調を壊し、、
支える側が社会負担費用に回って
どんどん赤字になっているのはいかがないものか!

いい加減に、個々人を数字化して考えろよ。
それで割り切れないから結果破綻するのは
ソビエト連邦の末路でわかるだろうが!!

2023-09-22

持合

複数の会社や金融機関がお互いに相手の株式を持ち合うこと
日本企業に特有の慣行であり、
戦後から1980年代頃までは、日本特有の資本取引慣行。

今では市場にとって悪とされるが
これがあったから
・企業安定による終身雇用、、その前提の年功序列
・株価を気にしない、役員、社員本位の活動
・買収リスクから本業ではない活動ばかり目立ち、収益が狂うことはなかった
のでは?

互助の精神を、日本の美徳と言いながら
やっていることがグローバルというバカ日本では
いろいろとダメだろうな。
日本の企業は官製発祥のものが多いのだから
持合を認めて、日本の復権を掲げてもいいのでは?
この状況では、、、あっすでにそうなっているなあ、半導体ビジネス。

2023-09-21

宥和

敵対する相手を寛大に扱って仲良くすること。
なら 友和 でいいのでは?
宥はなだめる、ゆるす の意味であり
はっきり言えば、相手を見下して、歩み寄ってやるの意味に通じる。
それでは、相手も宥和な態度をとり
仲良くなんかできないね。。
そもそもなんだが、人間は対等なんてなく
支配、内部台頭しかないのではって
歴史的事実を神瞰すると帰着してしまう。

2023-09-20

味占

 味を占める
一度味わったうまみや面白みを忘れられず、
もう一度同じことを期待すること

人間は成功経験をもう一度という生き物だ。
だから、過去への妄執、ギャンブル依存という
悪行を生み出し続ける。
成功経験の否定は、自分の存在価値の否定をなりかねない。
、、、、だから!?
過去の成功経験でしかない人間には
進化、成長がないという証明でしかない。
そんな人間に価値はあるのか?

そうそう、、クマに人肉の味を覚えさせるな、また襲うぞ。
これはクマじゃなくて、人間も同じ
他人への迷惑の味を占めたものをまた同じことを繰り返す。
そういえば、そういうクマは射殺していいだよな。
これを人間にも適用したら、、、危ない?!
いや、適度な緊張感でいい社会になる可能性もある。
なんせ、昭和期までの体罰上等では心的治安はよかったのだから。
今は犯罪にならない犯罪、社会迷惑が横行しすぎ。

2023-09-19

糊口

「粥を食べる」という意味から転じて、貧しく粗末な食事を意味
豊臣秀吉は、部下には豪勢な食事を振る舞い、自分は食べなかった。
土光敏夫は、名経営者として財を得ているが、
その多くを寄付して、自分は質素で、メザシの土光 とまで言われた。

偉い人は自分を犠牲にして、、、
というが、その高みを感じられる立場だと視点が違う。
簡単さ、そう食べたくないだけ。
確かに豪勢な食事はいいけど、一度味わったり、何度も食べると飽きがくる。
そのうえ、日ごろから食べていないのであれば
秀吉のウリ
土光のメザシ
のように食べなれた、好みの食事に落ち着くというもの。
粥なんかかなりいい。
質素というより、食べ飽きない、好みになっていくものを口にする。
それを第三者が偉人化した行為と昇華させる、、
やはりメディアの思い込みさせる悪行は目に余る。



2023-09-15

超絶

程度が他よりもはるかに優れていること。
人間の好きな、定性的表現。
日本語では
最高、卓越、無双
とかあるが、
英語だって
super  hyper  extreme
という表現がある。

人間は今までの基準を超えたものへの賛辞を好む。
その賛辞に共感させ、社会の変革を求めていく。
あれ?変革せずに安定こそ人間の安寧なのでは?
その安寧を守ることこそ、秩序、治安では?
やはり、神瞰して人間を見るとなんか変な動物に感じる。

2023-09-14

効験

ある物事の結果が現れること、またはその結果。
似た言葉に、効能、効果、効力などいろいろあり、
違いがわからん。

験の字に注目すれば、
実験、試験、霊験、などの多様な使われ方があるが
語彙は何を行った際の結果という意味である。
となると、効験は意味が重複している漢字の言葉なんだなあって思う。
まーー、、コウケンと聞いて、効験という熟語が出てくる
日本人はほばいないか、、、、



2023-09-13

微細

きわめて細かなこと。
人間、こだわればこだわるほど
微細レベルの差異を求めるが、
こだわらない人からすれば、何が違うの?
どうでもいいじゃんって言われること。

主義志向の差異って
微細の許容レベルの差異かな。
ちょっとした違いを声高に騒いで共感するかしないか?
小さいところではスマートフォンの画素画質、
こだわらければ、映像がわかればいいのであって
こだわれば、肌の質感とかいいだす。
大きなところであれば、国家体制
こだわらなければ、生活できれば、共産主義でも民主主義、王政でもいい。
こだわれば、民主化とか騒ぎ出す。

神瞰すれば、人間なんて微細な差異しかないんだけど。

2023-09-12

里山

集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山。
人間に利用されている山
切ったり
取ったり
狩ったり
される山。

結果的には畑と同じ扱いだろうな。
人間が生きているためには人工運営されているものであり、
もはや自然ではないのだが、
それを共生とか言われると、、、なんか日本人の思い上がりを感じる。
里山という言葉で、自然の人工化を正当化していること
SDGsにかなっているっていう思い違いにも
いろいろと感じる。
そもそもSDGsってなんだよ、
先進国の後進国への発展抑止でしかないじゃないか

2023-09-11

葵藿

ふゆあおいや豆の葉が日に向かってまわることで、
「葵藿の志」ということわざでは
日を敬う人に例え、徳の高い人を慕い心を寄せること。
僕らすれば、葵藿の志はいい意味ではないな。
徳の高い人材を過去の実績であり
これから実績を作る志なくして、
また思いを寄せるのではなく、それを参考、反省に使い
行動しなくては意味がない。

ことわざとしては、廃れるものとしか言いようがない。

2023-09-08

潮紅

一時的な充血で循環血流の増加によるものです。
特に顔面、頚部、胸部の紅潮を指します。
なら、紅潮ではないのか?
はっきり言えば
紅潮も潮紅も同じ意味。
ただ、病理、公文的には潮紅みたいな雰囲気を持っている。

どっちでもいいけど、TPOで使い分ける。
でもそれって、使いづらい言語と思われる傾向になりやすい。
だから、公用語にはしづらいんだろうな。

2023-09-07

間所

家の中の部屋や室のこと。
カンショでは、まどころ と読む。
まー、間取り、欄間 など、間とは家にまつわる漢字なんだろう。
今では、nDKなどの表現が台頭しているが
間取りという言葉などは普通に使われている。
まー日本の狭い住宅、間取りの妙で居心地の良さを求めるのは
日本人の特性か?!

2023-09-06

契機

物事を始めるきっかけや直接的な原因。
なんで、契約の契の字を使うのか?
この言葉は外来語、
語源はラテン語の「mouere」と言われていて、
開始条件の意味である。
このイベントが起きたから、開始されたという発想であり、
すでに神はこうなることをお決めになっていて
その開示条件が整ったという発想で
法治主義的の根源的な思想でもある。

日本人は偶然の産物ととらえることも
欧州の価値観だと、決められた契約をいつ起こすかというところに
信教、法治、契約の認識のズレがありつづけるのかもね。

2023-09-05

備蓄

将来的に需要と供給のバランスが崩れる事態、
あるいは戦争、災害、パンデミックなどに伴い発生すると予想される
供給の停止・激減などに備えて、必要な物資を蓄えておくこと

なんか正しく感じるが
その発想が過剰在庫、廃棄ロスにつながるということに
誰も言及しない。
ずっと取っておくことによる保管コストと
その備蓄物の時価額(賞味期限、時代で変わるトレンド)
についていけず、結果いざのときに使えないでは?

備蓄ではなく、流通の過程で
消費直前に
first in first out での管理を行い
備蓄の概念を捨てるようにする考え方こそ
サステナブルと思うのだが、理解できないだろうな、今の社会では。

2023-09-04

雑件

こまごまとしたいろいろな事件や用件。
これは発言者の主たる人の責務、役割から優先活動から見た認識。
だから、雑件って共通認識と思うべきではない。
他部署、他人に雑件と口にする輩のなんと配慮のなさ。
自分の仕事に自信があるのか、それしか知らないか
その雑件は他人から主務であり、
雑件と言っている人の行為そのものが雑件だったり、
自己主張ということで失われた気遣いが本当に失われているなあ。

2023-09-01

念慮

おもんぱかり。思慮
念も思も心、頭の中で思うということ。
だから、他人からわかり知れないころ。
いくら念じても、いくら思っても
それが力学的には伝わらない。
って思うと、応援ってどうなの?
って思ってしまうのはやはりねじ曲がった思考なのかなあ?
科学的に説明できることほど
他人は受け入れないもんね。人間という存在は。