日本で言えば、打ち出の小槌や聞き耳頭巾とか、、
外国で言えば、魔法のランプがそれにあたる。
宝具でなくてもそれに近しいモノを手に入れた場合は
人間がとるべき行動は何か?
簡単さ、自分の好きな人間だけのために使い、
そうでない者をその宝具の力で滅することが急務になる。
何を言っているの!
と多くの庶民が言い出すだろう。
でも現実問題で考えてほしい。
その宝具の存在を知った他人は
そのあれこれ理由をつけて、その宝具を取り上げようとする。
~国家のため
~安全のため
~お前には似つかわしくない
とか、正しさをこじつけて、、
その言葉を信じて、その宝具を渡した後、その者はどうなるか?
その宝具の返還要求させないように、これまた理由をつけて
社会から抹殺させられるだろう、生命、自由などが奪われる。
またその宝具が望むような使い方をされるとは限らない。
渡したために、結果自分の好まない者を助け、その助けの結果
自分のまわりの者が犠牲になることも容易に想像できる。
宝具という仮想物体で話をしたが
想定外の力を得たときに
既存の規制やルールに従うことがどれだけ悲惨な結果になるかを
理解して法治的混沌な社会を
どう生きるかを考えなくてはならないのだろうな。
0 件のコメント:
コメントを投稿