2019-07-30

成長

育って成熟すること。
ちょっと振り返ってみると、経済と成長への価値観がリンクしていることが伺える。
高度成長であれば、経済は右肩上がりだ。
だから成長していくことが前提で育ていること、
どんなものでも育てることがサクセスストーリーになっている。
映画、テレビもそういう話が受けていた。
そして、平成期になると
経済成長が無くはないが、特性分野や特定一部にのみになり、
育ているという概念が抽象的から数値的になってきた。
得点、偏差値重視になるし
ゲームにおけるレベルアップ、パラメータアップが育てると言う概念になり、
数字が上がらないものは育っていない、成長させる価値がないと始まった。
そして、平成終期から今に至っては
経済成長も頭打ち、そして成長できるモノも特定の条件になっている社会なので
経済活動もあきらめ、固定評価になるし
メディア作品の多くは始めから最強、もしくは特定の血族だから強い
という成長を否定すると展開のほうが多いことが読み取れる。

成長できると言うことはすでに過去のことになるのだろうか?
それとも、みんな楽しめる成長への復権はあるのか?
僕にはなんとも言えないなあ。

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