2019-07-16

雇用

労働に従事させるため、賃金をはらって人をやとうこと。
現在日本、雇用という行為が問題になっている。
正規、非正規雇用という言葉による雇用内容より雇用形式で支払いに差が出たり、
巷で問題になっている、闇営業って発言はなんだろうか?
雇用関係を曖昧にして賃金支払いを渋っているくせに
自社のブランド力が下がることを理由に
自分たちがブラック企業の雇用契約者なのに
その契約形態では生活が苦しいから行った短期契約活動を
闇営業ってバッシングすることに、経営に携わる者として
あの会社の経営方針に不可解さを感じる。
相手が犯罪組織っていうが、
企業活動の多くは後付けでその活動を違法とされることも多い今
まだ摘発される前の新興企業が違法か、その時点で判断できるものだろうか?

抜本的に雇用という考え方を直さないとならない時期と思う。
雇用ではなく、仕事ごとの短期契約でそれに見合う支払いを行う。
今のプロフェッショナルと同じようにしないとならない。
それは働く被雇用者にも経営側にメリットがある。

被雇用者はその仕事に見合った支払いを受けるので
自分自身の市場価値とその仕事による入金で自分の収支管理ができるので
ライフワークバランスができやすい。

経営側も、非生産的なアイドリング期間での支払いを免除されるので
余計なコストがかからずに済む。

集団就職、そして大手企業による庇護下という
旧時代的な雇用関係を終わらせないと
その社員を維持するために、非正規社員を酷使する
社会の労奴的関係は一向に治らない。

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