2016-11-25

土手

水・風などを防ぐために土を小高く積み上げた長い堤。
字でわかるように、土と手が入っているように、
人工的に作成したものである。
人間は自然から身を守るためにいろいろと人工物を作成してきた。
始めは一人で作っていたものを仲間、集落、地域、そして組織的に作ったものが
人工物から建造物になったといえる。

思うに、土手を作ったときの集団意識はどうしたんだろう。
今では誰も手を貸さず、政治のせい、自分ではないって平気いえるようになっている。
だから、土手といただの土を盛ることすらできない状態。
現在の社会って社会として退化したのではないかって感じてしまう。

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