取っ手のついている桶。
下手すると、現代住宅の浴室にないものかもしれない。
シャワーの登場により。
また、手桶は物にもよるがプラスティック製であれば
100円ショップで手に入ったりする。
しかし、今から60年前、つまり戦後において貴重だったと祖母が言っていた。
・傷みやすい木製
・取っ手をつける難しさ
・水を漏らさなずに、かつ適量の水を掬える
それを買うとなるとそれなりの金額がかかったそうだ。
ここから考えてみよう。
・日常生活スタイルの変更で必要性がなくなり
・作成する材質の変更で製造コストが激減
と、それまで貴重品だったものが人間の一生くらいの時間で
無価値にもなりかねない。
人生の半分は仕事をしている経済社会。
今行っている仕事がいつまでも付加価値があるわけがないし
それに基づいてビジネスを日々変えていかないならないと
手桶からも感じてしまう。
0 件のコメント:
コメントを投稿