2021-10-18

僭主

皇統、王統の血筋によらず、実力により君主の座を簒奪し、
身分を超えて君主となる者
面白いことに、歴史的にみてこれは悪いイメージである。
王権を第三者が奪うということは悪行となっている。
王権神授説からだろう。
しかし、これが民主主義における代表選出の基準となっている。
僕の神瞰でみると、人間は血統支配に贖えない。
贖うときは血統者が失政にてその統治ができなくなるときである。
要は、個々の能力が優秀であることより
無能さが露呈したときしかチャンスに恵まれないのが
人間の本能なのだろうな。
それも、、国家的な政治だけでなく、身近な組織すべての統治機構が
そうなっているのだろう。
民主主義による代表選出は
人間が一時的に誤った考え方、僭主発想と後世に揶揄されるかもね。

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