英語で言えば、cotton、ワタのことだ。
しかし、この漢字で、ゆう と読む。
それは、
古来日本において、ワタが渡来していないときに
木綿を 楮 つまり木の皮を繊維状にして編み上げた布を ゆう と呼んでいたことに由来しているからだ。
日本語は渡来物に現在物を置き換えてしまうことが多い。
この木綿やカルタなど、本来日本固有のものを置き換えて呼称する。
それは、同義とみなし自文化への取り込みを促進させる優位性と
自文化そのものを忘れてしまうアイデンティティのなさでもあるが。
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