真実と違うこと。
しかし、間違いって本当に間違いだろうか?
例えば、鎌倉幕府の開幕は
1192年
ではなく
1185年
となっている。
もし試験で1192年と書いたら、間違いとされる。
しかし、僕ら世代は1192年が正解とされてきた。
では、過去すべてが間違っていたから、
それらをすべて訂正できるものだろうか?
それが入試試験の問題だったり
それを間違えたことでいじめにあったり
をなかったことにできるか!
正解って正しいのではなく
その時点での権力者の意向でしかない。
1185年だと言いはった人が
今権力をもっているだけで、それに従っていることが正解でしかない。
また、1190年とかに変更されることも充分、
いや、過去の文献を権力者が勝手に解釈して
そもそも鎌倉幕府というものはなかった、機能していなかった
とか言うかもしれない。
それだけ、正解というものがあやふやであり、
間違いこと真実かもしれない。
とりわけ、
育ち方、考え方って正解がないはずだが、
最近はやたら、その点にも間違いとか言い出す傾向にある現代社会。
自分こそ正解で、相手が間違っているって根拠が
自分のそう考えるからでまかり通ることから、
何か混沌めいて来ているなあって思ってしまう。
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