2024-08-30

軍学

用兵・戦術など、兵法に関する学問
平和な日本においては不要なものと思っている人が多いが
ビジネス書ではかなりかなり売れているのが軍学関連の書籍だ。
人間は常に競争するもの、身近な市場から血肉で争う戦争も
根本的には勝つこと、相手を滅する、屈服させることが求められる。
現に、未だにWWⅡの戦勝国に支配されているではないか!

だから日本人は大きな勘違いをしている。
戦争放棄という言葉で戦争がなくなるという幻想と
軍事活動こそ人間の根本的な集団活動ということを。

軍学で得られるもので
競争に勝つこと
人間関係、市場、そして戦争で勝つことを目指すことが
向上心そのものようなきがするが、、なぜか日本人は理解できないなあ。


2024-08-29

隧道

トンネル
日本人なのに、、その者を見たときに
「トンネルだ」
と発言するだろう。
でも、、本来日本人に求められるのは
「隧道だ」
であり、それを英訳すると
「It's a tunnel」
であるべきなのに、、
もし、、日本語を学ぶ英語文化圏の人は
tunnel = tonneru  =  トンネル = 隧道 =zuidou
って覚えなくではならないのだろう。
なぜなら、日本語のトンネルは発音的に tunnel ではないからだ。
それは sukiyaki(すき焼き)って言葉でわかると思う。
日本語の理解って難しい。


2024-08-28

業家

〇業家
企業家
実業家
事業家
など、会社を経営する人に使われる。
面白いのは、、個人ではなく家という表現。
つまり、その一族郎党に責任を擦り付けるのが日本の発想。
当人の失敗は一族で責任とれっていう。
しかし、うまくいけば、、世襲はよくないって言い出すのも日本。
これをどう思うか、、
僕から見れば、、国民性にまで仕組まれた理想的な社会主義国家だなっと。 

2024-08-27

好奇

珍しいこと、未知のことに強く気持がひかれること。
好奇の目
好奇心
の用例からわかる。

好奇が芽生えるのは
珍しい、未知と日常にないものへの関心が移るものであり
そういうものが出てこないとその思いは生まれない。
好奇なものを自ら創出することがない日本では
他力本願、そういうものがない社会が悪いとなるロジック。
逆に自ら創出する人に対して
「前例がない」
「変なことをするな」
っていいだす社会。
こんな日本に価値創出の機運は無理だろうな。

2024-08-26

憮然

意外な成り行きに驚いたり自分の力が及ばなかったりで、ぼうっとすること。
ぶーってふくれっ面ではない。
漢字の音と内容がリンクされていないから
こういう認識違いがでてしまうのか?
憮然の憮は
りっしんべんに無
つまり、こころなしって意味だから、、
漢字の意味としては正しいが、、、
音で覚える漢字のとらえ方が間違いではないか、、思うな。

2024-08-23

達観

細かい事に迷わされず、道理・真理を見きわめること。
また、物事にこだわらず、どうなろうとも動じない心境になること。
と辞書的には説明されているが
達観が使われる用例は
「当事者意識が欠如している」
という批判的な使われ方になる。

現代社会、責任回避、無責任主義
達観の姿勢で自分の有責を回避したがる。
それは別に悪いことではないだろう。
なぜなら、有責者が理由をつけて他人に責任を押し付けるこの社会
できるだけ、その汚染を免れたいと思って何が悪い。
そういう社会にしてしまった現代人の業を神瞰するしかないなあ。

2024-08-22

漂鳥

暑さ、寒さを避けるため、
夏は山地、
冬は平地、
と言うように繁殖地と越冬地を区別して日本国内を季節移動する鳥

渡り鳥と違って、大きく移動はしない。
山地を上に下にって感じに。
代表的なものは、ウグイス、ホオジロ

!!!
だから、これらの鳥の声は季節を表すのか!ってわかる。

2024-08-21

奏聞

天子に申し上げること。奏上。
大和朝廷以来、大君、天皇だけに対して特別な言葉が多い。
おおとのごもる
いまそがる
は、基本、天皇に向けてであった。
なんで、、天皇だけ、、、
発想が逆である。

天皇に対しての文献しか、今残っていないかったが正である。
いろいろと書き記したものがあったはずが
保管されて残っているものは、天皇に関わる文書くらいってことだ。
だから、特別表現に感じているだけなんだが、、
こんな考えればわかることを学校で何も触れないのは
本当に現代教育、、バカの極み。

2024-08-20

峻烈

態度・行為がきびしく激しいこと。
現代社会ではよくない、直すべき内面とされている。
しかし、甘やかすことで調子に乗る愚民に対しては
この姿勢は正しいような。
もう甘やかして無能を育成する社会では生産性が上がらないことを
自覚しようよ。
自由で好きにやっていいはなく
その分の報いと責任
対して峻烈下での我慢、自制のうえでの報酬獲得を
等価交換としてしっかりさせろよってね。

2024-08-19

長逝

 死ぬこと。永眠
もともとは遠くへ行くことだったらしい。
昔の土着文化、交通事情、治安を考えると
戻ってくることはないことから
遠くにいく=もう会えない=死んだも同然
であるから、長逝の意味はそうなった。
黄泉路という表現もそれに近い。
死んだという刹那的な事象に対しても
長く移動する意味を持たせるのは人間の性なのかな?

2024-08-16

線描

物の形を線だけで描くこと。
素描、デッサン、スケッチとほぼ同義かな。
鉛筆一本で書き上げる絵画。
色無き表現で物語る難しさ。
道具が少ないなかでこそ、人のスキルって出てくるんだろうな。
飽食、飽物のこの時代。
線描のような素のスキルは軽視されるけど
実は一番重要かなって感じている。

2024-08-15

騙討

人をだましておいて不意に討ち取ること。油断させておいて討つこと。
これって敗者の弁でしかない。
自分たちが負けたのは実力ではない、相手の卑怯だった。
多くの勝負事にはこれが付きまとう。
この点において人間は進化しない。それはもう本能のレベルだろう。
正々堂々という言葉自体
ありえない理想、、いやこの言葉が勝利の正当性を否定する温床。
負けた側は正々堂々ではないって相手を罵り
騙し討ちと叫ぶのは、、戦争どころか、各種試合ではいつものように
そして、身の回りの勝負事など身の回りではいつもではないか!
人間の理想は敗者の愚言で成り立っている愚かなことだ。

2024-08-14

遣残

 仕事などを最後までやり通さないで中途でやめて残す。
中途はんぱでやめてしまう
この概念には
ゴール
納期
計画
があるからそこ、遣り残しになるわけで
そういう未来設定をしなければただの活動でしかない。
人間は未来志向だからこそ
そうならないことへの回顧、後悔が生まれる。
それはいいこと?悪いこと?
いいに決まっているっていうステレオタイプを見直すべきな時期では。

2024-08-13

扶助

力を添えて助けること   
芸能人。有識者が
「社会の助け合いが希薄なっている、もっと率先して」
とか言うくせに、自分がその立場になると
「なんで自分がしなくてはならないんだ!」
って言い出す始末。
現代人の多くは
助けられることが当然になり
助けるのは自分でない存在の責任になっている。
僕はこれは当然だと思う。
だからそこ、サービス業が成り立つのだから。
当然と思うにはその対価
他人の責任ならその人は報酬
がなくてはならない。
それなのに、なんでも無償を求めることが多いなあ。
自分たちの身の程をわきまえろ。
大好きなアメリカなんてその境地ではないか!

2024-08-09

残荷

何らかの原因によって出荷するはずの商品が倉庫に残ってしまい、
取引先に配送されていない状態
とり決まった、分納というわけではなく
届けられなかったものとして、商取引上の失態といえる。
ちょっと思うのは
これだけ物量が多いのに、これが起きたら
大問題になる社会なのに
昭和期はよく起きるどころか、それに対して
「注文が多いほうが悪い」
って物流側が大きい顔をしていたことを
卸売業をしていた家業の悩みをみていた。

世の中、儲かりだすと些細なことでも大問題、
儲かっていないと開き直ってしまうもんだって
人生経験から感じた昨今。

2024-08-08

通報

情報を告げ知らせること。しらせ。
とはいえ現代用例は公共機関が関わることに使われるだろう。
そして、情報というより、不利、不快な内容を前提にとらわれる。
この情報社会において、
通報という言葉が使われるという意味を感じざる負えない。

2024-08-07

老顔

 年老いて生気の衰えた顔。
とはいえ、それを直接言うことははばかるだろう。
この言葉を使うことが多いのは、
年相応になっていない若者を小馬鹿にするときに使われる。
ただ思う。
老顔と揶揄された人って年を取るほど若く見られる。
つまりずっとその顔なんだろうな。
対して、若々しい顔をしていた人は
それ相当な努力とお金をかけないと見るも無残になりやすい。

だからこそより思う。
若かりし頃に老顔と小馬鹿にしていた人が
年老いたときに今度は言われた側が「老けたなー」って
言い返して何が悪い!
それをハラスメントとって言い出すのはバランスが悪いだろうが!

2024-08-06

秘術

秘して人に表さない術。おくのて。
物語作品においては話をクライマックスに持っていくものだが、
現代社会では、それを認めない
~秘術がどうやっているか公開しろ、不安だ
~秘術を秘匿にするな、みんなに伝えることが社会善だ
~そもそも秘術にしていことが悪い
って言い出すのが愚民意でしかない。
庶民にはできないからこそ、、それが付加価値、能力主義なのに
庶民はそれを許さないってどうなっているが、この社会。

2024-08-05

非人

人でなし。
この言葉が出てくるときにいつも思うのが
劣勢の人間が自分を正当化するときに発することだ。
~命がかかっているから助けないなんて
~困っている人を見捨てるなんて
というが
~なぜ、命がかかっているのか!
~困っている原因は?
という根本的な問題を無視して言い分ばかりじゃないか!

助けを求めて助けることは
ある意味、自然淘汰というサスティナブルを無視している
自覚はないのか?
今まで横暴、因果の結果を
自分の都合で他人に迷惑をかけていることへの
自責はないのか!

と感じてならない。
人でなしと口にする人間は
そのセリフで自分の正当性を誇示して
それが通った場合、自分が正しいことをしているという
他人への迷惑の反省をしないのだから
真の意味での人でなしなのだが、
それを正しく理解できる人間は今の社会は
愚かなほどまれだろうな。

2024-08-02

技盗

技を盗む、、言葉は常用されているがこの熟語はないらしい。
逆にした、盗技は窃盗の意味になってしまう。
技を盗むとは、物的に物を奪うのではなく
教えを乞いその体動を習うのではなく
その動きを見て、勝手にそれを自ら体動に取り入れることである。
盗むというのは真似された側の思いであり
体動に著作権はないのでは?と思うがそれでもそこに価値があるのかな?
人間という動物は真似の派生で今に至る。
ある意味、技の盗みあいが進化と思うが、それを理解できないのが
現代人なのかなあ?
~教えられていない
~そんなの自分にはできない
って恥じらいもなく言うのは、、、


2024-08-01

線分

幾何学において2つの点を通る直線の部分であって、
それら2点を含んで間に挟まる全ての点からなるもの
線の概念は、ずっと伸びるもの、そこの一部を数値化したうえで
数学を展開する。学術的な考え方。
しかし、こういう学術的な考え方はビジネス、人間社会では重要。
どこからどこまでの範囲かを明確にして
その範囲内でできること、結果がこうなることを活動する。
どうも、仕事のできない人は線のまま
夢を騒ぐから実現できないことばかり。
線は永遠に伸びる前提を理解しないのは
夢ではなく、無謀でしかない。