ITデジタルのデリバリービジネスにおいて
提供開始は一番重要なことだが、
そのフェイズゲート、リリースクライテリアが変わってきた。
Windowsまでのパッケージ販売であれば
製品という要素から
いかにいいものを出せるか、その基準に合わないもの
提供しないし、一度でも提供してしまえば
その製品の売れ行きが決まる大きな話だった。
ゆえに生産、販売の中止が控えていた。
しかし、現代のインターネット常時接続時代だと
製品からサービスとなるため、知的財産、先手の概念から
速めにリリースすること、そして不具合をいかに早く、頻度よく対応できるかが
そのサービスの価値になる。
はっきり言えば、どんなものでも出せばいい。それに食いついてくれることが重要だから。
そして、控えているのは出した以上、永続的なサービス提供を求められるかだ
そのサービス提供の仕方がブランド力になるからだ。
納得のいくものまで出さないから
早く出して、そしてその運用保守をしつづけるに変わってきたが
デリバリーを行う、作り手には何も変わりなく
ただただ仕様にあわせて隷属し続けることであり、
そこをどう変えていくは、業種、業態、属する企業ではなく
技術者当人の生き方であることも変わっていないのだがね。
技術者も自分のスキルをどう’提供する’かなのだから。
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