2025-03-31

遥授

 ??
はるかにうける?
どういう意味だ?
語源は
日本の奈良時代・平安時代などに、国司が任国へ赴任しなかったことを指す
転じて
官職に就いているにもかかわらず、その任務を遂行しなくてもよいこと
、、、、
過去じゃなく今でもそうじゃん。
肩書があるのに、その仕事をしていない人ばかりが利益を享受するひとばかり。
当人は自分の名跡を貸しているからの暖簾代とでも思っているのかな?
もうそういう時代ではないのに、、

2025-03-28

保全

保護して安全をまもること。
すべてたもつ。
現状維持ということになる。
考えようによっては、何もしないことが保全ではないか?
しかし、諸行無常、経年劣化、物事は変わっていくもの。
それを今のままにさせるということはある意味
今時点のものと変わる。
そう考えると、、保全活動の結果によって
実は今までのものではない、、テセウスの船になっているが、
それでも保全なんだろうか?!

2025-03-27

恩典

なさけある処置。有利な扱い。また、それをほどこすこと。
これは受益者とあるものがいうから意味があるが
某国の偉い爺どもは、それを自ら施しているって言いがち。
どうも、仏教的、道徳的価値観が欧米の価値観と根本的にヅレている
事実を日本は軽視しすぎでは?
それゆえ、都合よく言い出すやらに社会的不安や
生活充足感が満たされないのでは?
「自分のために恩典、ありがとう」
って各位が思い。それに報いる行動をすべきでは?
某国の偉い爺たちの先達も
「国家が何をしてくれるではなく、自分が国家に何ができるかだ」
って言っていたではないか!

2025-03-26

大綱

太い綱。転じて、おおもとになること
今では、事柄の根本となる骨組み。
教育大綱
事業大綱
条約の大綱
など、、いろいろな公なことに使われる。
ただ思う。
この大綱を定義することばかりで
それに従うべき活動がかみ合っていないことばかり。
そもそも、大綱を考える人間が
活動をイメージしていないで、自分のプライドで語っているだけでは?
そして、現場は今の有様の延長でしか行動できないのだから
大綱に基づいているというより
出来ることをするだけ。

そう考えると、
演繹法的な大綱より
帰納法的に積み上げたがほうが正しいような気がするが
自分を出したい、他人を従えたい思いが大綱を作る本質になっている今
無駄な提案か、、

2025-03-25

脳汁

強い達成感や興奮を覚えたときに脳内に出るとされる汁。
最近のスラングといえ、
エンドルフィンやアドレナリンの脳内物質のことだと思うが
汁、液体ではないと思うが、あふれ出す様、勢いのある流れが
興奮を促すたとえになりやすいからこのスラングになったんだろう。

趣味、嗜好の多様化により
他人と自分の感情の共有が難しい昨今。
自分の感情度合いをいかに相手にインパクトを与え
承認されたい要求からこのような表現がでていると思うが
受け取る側、承認を求められる側としては
その要請につかれているのも事実。

人間の本質って
自分はいいけど、他人はダメ
だから、このような表現は
近いうちに当人本位の迷惑行為になるかだろうな。

2025-03-24

種苗

植物のたねと、なえ。
植物の増殖・生産 の起点となるもの。
農業において、種と苗から活動が始まる。
逆に言えば、種や苗は手に入れることをしないとならないので
そこは外からとなり、多くは販売、譲渡と始まる。
そう考えると、農業は継承産業なんだろうな。
0から始めることはできないことことが多いことが
いろいろな意味で参入障壁になっているのかも。
人材不足、高齢化っていうけど、
それ全産業にいえるだけに。

2025-03-21

旋回

円形の進路で(くるくる)回る、また回すこと。
ただ右に左にってわけではなく弧を描く移動を指す。
なんで弧を描くのか?という人間の視点で言うかもしれない。
しかし、自然界においてはこっちが当たり前。
遠心力が働くのが当然だからだ。
人間の思う勘違いをそのままにしているのは
それでも教育をしていると言えるのか?って感じる。

駆引

相手の状況や出方に応じて有利になるように処置すること。
なんか最近、価値観が錯綜している。
日本人は駆け引きを卑下する。
「駆け引きなどせず、正々堂々と」
とかが、当たり前で
「駆け引きで足元をみるな!」
って平気で言えた。

しかし、昨今、
某国の狂った老人が偉くなると
「dealを仕掛ける」
なんて言葉でそれを正当化させている。
これまでの日本なら
「何がdealだ、足元をみやがって」
って言うべきではないのか!

結局、日本は
強い者には逆らえないんだよ。
それでいて、弱い者には正当なこととか言って押し付けるのに、、
 

2025-03-19

喚起

呼びおこすこと。
大半は注意に使われるこの言葉。
でも、、目を覚まさせるという意味での喚起も使えなくもない。
とはいえ、喚起はカンキという音のために
他のカンキ、、換気、歓喜、と同音なので使いづらいなあ。
日本語の同音異義は誤解を呼びやすい
コミュニケーションによろしくない弱点だろうな。

2025-03-18

回線

インターネットや電話などの通信サービスを提供するために使用される、
デジタルデータを送受信する道
現在では、どんな導線よりも重視されるものになりつつある。
見える見えない、以前につながるかどうかが
現代社会の死活問題になっている。

こうなることが社会インフラになることといえる。
上下水道
電気
が今では当たり前になりつつあることに
通信回線も含まれるのだろうな。

2025-03-17

一途

他を考えないで、一つのことに打ち込むこと。
これって、美徳にも悪徳にもなる。
その評価は結果と過程だ。
一途にずっとやっている行為は
「なんでそればかりやっているのか」
「視野を広げろ」
って批判されることばかり。
なぜなら、それまでの時間、コストが無駄に感じるから
しかし、いざ評価、結果を出すと
他人は手のひらを返して
「ずっとやってきて結果だ」
「信じていた甲斐があった」
とかいいだす。
なぜなら、そのおこぼれをもらおうとしているから

人生において、他人の意見って本当に邪魔。
利害関係だけでいいと割り切ることが正解なのに
そこを批判するのは、、人間クズ性がよくわかる。

2025-03-14

花卉

花の咲く草。花を観賞用とする草。くさばな
用例としては
花卉農家
花卉園芸
となり、鑑賞用植物を生業にするときに使われやすい。

植物鑑賞は衣食住の外、生活必需ではないものの
人間が身近に感じる安らぎとされている。
、、、されている、、
必ずしもって思えるのは
人間の進化と価値の多様化といえる。

花々を風柳と感じるか、それとも
枯れることによる不清潔さを感じるか
そこも価値観の違いかな。

2025-03-13

凡例

ある書物、著述に関して、その編述の目的・方針・書中の約束事など。
という辞書の意味説明があるが
現代社会において、図表においてそのオブジェクトの指し示すものの名称が
今の意味だろう。

人間の価値観って面白く
同じ資料についてだが
管理職Aは
「凡例がないから、わかりづらい」
って叱責するが
管理職Bは
「凡例が邪魔、凡例ないとこの資料を読めない奴がバカ」
って意見がかみ合わないことが多々ある。

僕もあまり使わなかったんだが
凡例って英語だとlegend なのだが
日本語のプレゼンテーション資料で凡例の注釈を
legend って書いてあるものに

管理職Cが
「何これ、伝説って、バカなの」
って言い出した。
管理職なので、、誰もお前がバカって言えない。

いろいろと凡例について問題がある社会だなあ、、

ちなみにこの文章も
凡人をたしなめる例文、、、、凡例 だね。

2025-03-12

憔悴

(心痛や病気のため)やつれること。
外傷ではなく内傷のため、なかなか痛みを他人と共有しづらいが
結構苦しい状態。
そして、この状態を緩和、克服するのは
医学的治療というよりは社会的、人間関係的な改善が大きい。
憔悴するということは
社会に属していることが問題。
社会性があること、それにより得られるものも多いが
憔悴のように、生まれる不具合も多いんだろうな

2025-03-11

銘文

銘として金石の器物に記された文。
遺跡になどに書かれた文章。
銘文は名文であるように言われる。
しかし、本当にそうだろうか?
内容が名文ではなく、
銘文になっているから名文と思われていることもある。
大したことがないものでも
仰々しくすれば敬われることが歴史的に多いなあ

2025-03-10

侃侃

気性が強く信念を曲げないさま、剛直なさま。
漢字だけ見ていると
おばけ
軟体動物
のようなイメージになっている。

しかし、読みは、、カンカン、、
カンカンに怒っている
のカンカンはこの侃侃。
象形文字ではないが、見た目と意味が違いすぎないか?

2025-03-07

納金

金銭を納めること。
支払いという言葉があるのに対して納金はなかなか使われなくなった。
お金を納めるという発想は目上の者への行為なので
為政者
寺社
に向けてとなっているからだろう、、、

でも、、日本人って
お客様は神様なのでは
、、、、でも、お金をもらう側だから、、???!!
だから、納品という言葉はまだ使われるのか!

2025-03-06

次期

次回のおり。次の期間。
多くの場合、他人への期待をさせることが多い。
でも、、意図的に使っていないときは
問題の先送りとして使われる。
未来に託すという意味で、次期をつかい今を凌ぐのは
なんか人間の本能かもしれない。

2025-03-05

仮構

かりの構造物。
想像で組み立てたもの。虚構。

ひと昔前であれば、このモノには価値がなかった。
しかし、電脳化が進んでいる今
これらのものは、VRで存在価値がある。
下手すると、実物の存在より価値がある時代が来るかも。
何をもって、価値か?!
いろいろと変わりつつある社会だろうな。
とりわけIT,デジタルの台頭は実物を置いてけぼりにしそうだ。

2025-03-04

課役

 仕事を割り当てること。
昔は徴税の一つで、兵士として労働にて納めること。
役という字には
仕事や納税の意味があり、
権力者や社会への貢献の意味が込められている。

自分の役とはいろいろと思うことはある。
しかし、それは自分の好きなことで思い込んでいる役なのか
社会から認められている役は本来違うのか
など、常に自分を客観視することで考えるべきかな?!

2025-03-03

創見

今までにない、新しい見解。初めて考え出した意見。
これって現代社会ではめちゃくちゃ難しい。
社会全体としては、新しい考え方、イノベーションって言っているが
その新しい見解や意見を庶民が理解できないと
「何を言っているの?」
「くだらないことを言うな」
って批判される。

新しいを新しいと理解できないし
それを受け入れないことが当たり前になっている。
新しいではなく、改良に改良を重ね、結果ある時点から
全く新しいものに変わることしか認めない。

しかし、、庶民はその事実を理解できずに
抜本的、革新的な変化を求めている。
自分の理解力を理解できない、、それが現代社会なのかな?!