2020-08-03

彫刻

木、石、土、金属などを彫り刻んで、物の像を立体的に表すこと。
立体物を作り出す技法は
マニュファクチャ(手工業)のときは引き算
産業革命、量産になると足し算になった。

手工業では立体物を作るとき、
材料となる塊から削り出すこと、引き算でしか生まれないので
ロスや歩留まりが多い。
対して、大量生産を求めることになると
原料を流体化すさせて成型する足し算になるのでロスなく、均一化が進む。

芸術と工業は生産活動というポイントでは基本的に同じだったのだが、
生活必需品から美術品となったことで造形芸術が彫刻となったといる。

そう考えると、芸術って効率化と経済性と対峙する存在なんだなあ。





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