2020-06-29

奨励

ある事柄を、よいこととして、それをするように人に強く勧めること。
国家、政府が奨励し、それに基づいて動くことで経済が回る。
確かにその方向に支援金や規制緩和がされることが多い。
しかし、その流れに乗り続けると、、結構失敗をしてしまう。
バブル、オリンピック特需、どれだけの企業がそれで傷ついたか。
今回のVOVIDに対する景気対策に乗ることは、、
僕からすれば結構のリスクだし、その支援を受けたことが後々
負債につながることがどうしても天眼で色濃くイメージが見えてしまう。

2020-06-26

僉議

多人数で評議すること。また、その評議。衆議。
多くの人が納得する=正しいというのはいかがなものか?
富は一部の人間に集中しているということから
みんなが納得したところで得られるものはたかが知れている。
民意、合議というには正しさより、
無責任さしか呼ばないことにそろそろ気づくかな?
COVIDで他人との距離をとることは物理的以上に
精神的な距離感は同意、協調をなくしていくことになるので。

2020-06-25

診断

医者が患者を診察して病状を判断すること。
転じて、物事に欠陥があるかどうかを調べて判断すること。
診断をすることの背景には、それ以降にもっと大きな儲け話がある前提
いわゆる営業活動である。
医療行為にそういう表現をするのか?!冒涜だ!
って言う人がいるが、僕からすれば医療もただのビジネスでしかない。
あるビジネスを特殊、敬うこと自体が差別、ハラスメントに感じる。
どんな仕事でも相手に利益を与えて、対価を得るものは同じはずなのに。
診断を営業行為以外何物でもないことをわからない、理解できないから
この異常な国民皆保険や税負担もありながら、医療倒産というおかしなことが起きる。
そこがおかしいって医療業界自身に’メス’をいれないのか?

2020-06-24

虚業

堅実でない方面の事業。
モノ、コトが見ずらいビジネスと意味は転化されている。
生産活動、肉体労働でないものを虚業と言ったりするが
生産を人自ら行うことを非効率、非衛生、というこの時代。
虚業というものこそ、実業ではないだろうか?
とりわけ、DXを促進するということは業務の虚業化するのだが、
虚業という概念を真に受ける人ほどビジネスを理解していないのでは?

2020-06-23

啖呵

鋭くて歯切れのよい言葉。
啖呵を切るとは、鋭く相手をやっつける言葉をはくことをいう。
啖呵の啖の時はタンと読むので、間違えてしまうのが痰である。
啖は食らわすの意味
呵は発するの意味
まさに口撃という意味である。
思うに日本語で啖呵を切ることはもはや現代社会では難しい。
外来語、カタカナ言葉で啖呵を切るのはなんか、、って思ってしまう。
歯切れのいい日本語って結構難しいものだなあ。

2020-06-22

復旧

いたんだりこわれたりしたもの等を、もとどおりにすること。
また、その結果、もとどおりになること。
何か異常なことが起き、それを元に戻すことことになるのだが、
この異常を起こしていない人が復旧活動をしているのに
その人に向かって
「どうしてこうなったの!」
「責任をとって」
と言い出す輩がやたら多い。
復旧の副次として、原因究明があるかもしれないが
そこよりもまずは元に戻すことが重要でその活動を邪魔する説明責任を
復旧者に求めるのはいかがなものだろうか?
火事を出した家の者が消防士に向かって
「どうして火事になったの!」
「早く消してよ、責任取ってよ」
というのは、気が動転している以前に
その行動自体でもう犯罪者扱いにすべきと言える。
家に対しての善管注意義務違反でもあるのだから。

2020-06-19

古参

ふるくから仕えていること。そういう人。
ずっと以前からその職にいること。
古参である以上、
長く関わっているのでノウハウが溜まっているはずである。
終身雇用ではそれが成り立っていたとみなされ、付加価値となっていた。
個人能力主義で古参であることにすでに価値はない。
古参となるまで関わっているのであれば、
得られる機会を意識しないまま、
のうのうと日々を過ごさないようにしないと。

2020-06-18

筋力

筋肉を働かせて出す力。
日本語の体力って英語に訳しづらい。
文脈から
力強さは、strength
持続力は、vitality
となるのだが、両方とも、体力があると表現をしているからだ。
体力=筋力になっていること
力強い人は持続力もあるというべき論の大まかな認識が
日本文化だったような気がする。
これをどんどん細かくしていくことで欧米化の価値観に傾倒するのも
いかがなものかって思う気持ちもあるがね。

2020-06-17

出納

出し入れ。支出と収入。
でも、この文字を覚えるタイミングはお金のことではなく
「すいとう」という読みが問われる、高校受験のときといえる。
試験問題は例外用例を求めることが多い。
しかし、実際の社会において例外用例は効率化の名のもとに
無くすほうに傾くことが多い。
例外的な運用をフォーカスする受験問題ってどうなんだろう。

2020-06-16

出稿

原稿を印刷所などに出すこと、、、
いや、最近では新聞・雑誌・テレビ・ウェブサイトなどに広告を出すことかな。
マスメディアといわれる世界に出稿して、宣伝効果を狙う。
もはや、過去のマーケティングとなりつつある。
みんなに知られる、誰もが買ってくれる。
そんなことありえない。
特定の上客に満足してもらう高付加価値なサービスを提供することが
現代市場ではセオリーだ。
みんな知っていても買ってくれないのであれば
どんどん値切る買い方をされては出稿コストもままならない。

出稿するに値しないマスメディア。
存在意義を考え直さなくてはならないのでは?

2020-06-15

小括

総括に対して全体の内のある部分についてとりまとめて締めくくること。
結論を急ぐ現代人
しかし、その結論について説明責任を求めてくるのもまた現代。
その説明を総括でしてしまうと、予備知識のない聞き手が納得しないことが多い。
力関係があれば、わからないほうが悪いって言いきれる。
もし言い入れるなら、説明責任などないはずなのでは?
ということは、基本、総括レベルでは納得しない聞き手、受け入れ先が多いといえる。
では長い説明文を用意して、それを読み上げたり
分厚いマニュアルを提示すべきか?
そうすれば、ますます聞き手は不快になるだろう。
説明責任とは、、、、ようはわかった感、興味を示すことまですればいい。
だから、総括より一つ階層を下げた小括を手元に持っておけばいい。
その小括の説明で納得が得られればよし、
それでももっと知りたいのであれば、それ以上は自己責任で
説明文、マニュアルを読む必要があり、
読む以上を受け入れることを交換条件にすればいい。
交換条件に従わず、説明をもっと求め納得しないと
契約しないというパターンがある?
そういう輩は契約しても、クレームや抗弁を使ってくるので
割に合わないのだから、早々に見切りをつけることもビジネスではないだろうか!

2020-06-12

色褪

色が薄くなる。色のつやがなくなる。
褪せる理由は日光による日焼け、時間による経年劣化、風化などいろいろある。
ある意味共通するのは、
何も手入れを行わない、
状況に合わせたメンテナンスをしていない
ということだと思う。
これは人間の内外面も同じか、、、
ゆえに、人にも色褪せるって表現を使うからね。

2020-06-11

悪習

悪い習慣。悪弊。
どこをもって悪習となるのか?
他人を不快にさせる?
・体臭が臭い
・高級な香水をまとう
どっちも他人を不快にさせているのに
香水の香りを不快と思う方が悪習とみなされる。
・他人の意見を聞かない傾向がある
・集中しすぎて周りが見えなくなる
どっちも同じなのに、他人の意見を聞かないことを悪習とされる。
何をもって悪なのか、考えれば考えるほど、他人をどんどん悪とみなすようになるのでは?

2020-06-10

公務

公の職務。
公務員って難しい公務員試験に受かったのに
なぜこんなに仕事が出来ない人ばかりなのか?
民間ではあのレベルであれば、派遣契約を延長してもらえない程度だ。
無駄に権力をもった無能って社会悪でしかないなあ。

2020-06-09

在証

アリバイ。
自分が現場にいなかった、別のところに存在していた証明。
このアリバイは他人の見聞が有効とされていたが、
昨今の引きこもり、、在宅勤務。
これにより、ほぼアリバイを立証できない。
身内には立証能力がないだけに、、、
これでますます人間は猜疑心の中心に向かっていくんだろうな。
他人を見たら、犯罪者と思え。
触れるな、関わるな、が今の理想的な価値観となったので。

2020-06-08

堅実

てがたく、確実なこと。しっかりしていて、あぶなげがないこと。
って言うが堅実であることを堅実に立証できないではないか!
立証ではなく結果として堅実な行動をしていたとみなされるだけだ。
未来は不確かなので、そこに対しては堅実ということは
統計的、確率論で判断していることであり、そこで予想外、大穴がでたとき
堅実な行動をしていた人は、堅実と評価されず、
そもそも論や人間性を否定されることが多い。
堅実であることとは他人の結果を無難に評価する安易な言葉だこと。

2020-06-05

無効

法律行為や意思表示があったものの、
その有効要件を満たさないため最初から効果を生じない状態
現代社会において、無効という言葉がかなり有効になっている。
「そんなの自分には無効だ」
「すべて無効になっている」
と自分の意見を通すために他人の権利批判を無効という表現を使いたがる。
権能を得るために、偉くなりたいということが
今までの人間のモチベーションだったが、こういう自己主張による
無効が有効活用されると何をやってもダメな気がする。
社会が権利への徳政令が出ているようでは
人間は何も行動しなくなることが明白だ。
何か生きる目的を失いつつあるようなリスクを感じる。

2020-06-04

治者

国を治める者。統治者。主権者。
民主主義では選挙で選ばれた政治家となっている。
そもそも選挙というモノを愚行と思っている僕からすれば
選挙で選ばれた人が治者であることに納得性はない。
治世が成り立っていないという思いがある。

現に今の政治家に被治者たる国民が平気で
「庶民感覚がない」
と言いながら
「国を預かる発想で政治をしているのか」
と矛盾した批判が多すぎる。

治者は治者であって被治者は従うものである。
それが成り立っていないところに治世があるのだろうか?
企業のガバナンスを見ていると
全く民主主義ではないが社内治世を行う意図が明確なだけに
現世界の国家運営は、、

2020-06-03

旬刊

十日ごとに刊行すること。そういう刊行のしかたの雑誌・新聞。
上旬、中旬、下旬だからである。
!!食材の旬の旬の時は同じ。
ということは、旬って10日間ってことか!
些細なことだけど、こういうことで言葉の定義する範囲が分かったりするんだね。

2020-06-02

事物

ものごと。
??
物事、、、事物が同じ意味。
となるとこれは異音同義の言葉になってしまう。
言葉、言語で重要なのは表記、音声で
共通認識を瞬時で持てることが求められる。
こういうあいまいな表現があると使いづらい言語に感じてしまう。
美しい日本語という古語礼賛より
使い勝手のいい日本語への改革を進める活動はないのかねえ。

2020-06-01

団欒

集まってなごやかに楽しむこと。
親しみある楽しい集まり。
これからの社会では物理的団欒はなくなるんだろうな。
今はCIVIDだが、今後は準ずる新型インフルエンザ、新ウィルスなどに
警戒が当然となり、人は人を遠ざける。
団欒は進化した動物の生態であるが、
あれ?団欒が一時的に成り立つ、、つまり生殖と子育てだけで
それ以外は他の同種を警戒するって
野生の動物と変わらないのでは?
これこそ、地球規模の自然淘汰なのか?