本来の意味は建物の棟(むね)と梁(はり)を指していた。
これらが高くそびえる位置にあり,
また建物の重要な部分であることから,集団の中心的人物,指導的立場にある人物にかわった。
実はこれ、日本独特の変換規則。
殿様 殿は御殿 つまり 大きな屋敷 に住む人
お館さま お館の主
が大名の代名詞になったり、
帝 御門 立派な門を持つ人
内裏様 内裏=皇居 に住む人
が天皇の意味でもある。
住まいがその人の呼称になるのは
日本の大きな特徴であり、同じ名字の親戚に自分を示す時に
・大通り
・角
のなど、自分の住まいの位置をいうことがあるのもまたその名残だし、
気づかぬうちにそう言っている。
でも、これって日本独特の感覚で外国人にはなかなか通じないのだが、
日本人はなかなかその事実に気づかないのは、
もはや心の鎖国は永遠なのかって思ってしまう。
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