2025-04-30

場末

 都市の中心からはずれた所。町はずれ。
この表現はそこを卑下して言っているわけで
同じ意味で
郊外
閑静
という表現を使いそこを表す。

都市をいろいろな生産性、発展、発信の象徴であるが
同時に雑多、騒音、切り捨ての一面も持つ。

場末に軸を動かすということは
社会から距離を置き、自分の好きな生き方をする
意思の表れに使われるようだな。

意思はいいけど、今まで味わった都市の利便性を失うことに
何人が耐えられる??

2025-04-28

成型

型を用いて素材に一定の形状を与えること。
わざわざ成型しているのに、なぜそれを壊すのか?
って、、とりわけ食料、食材に対して思うことがあった。

例えば、豆腐だ。
わざわざニガイなどを使い
成型して出荷しているものを
料理によってはまたどろどろにすることがある。
せっかく成型したのに、、って思う気持ちがある。

でも最近、納得したのは
豆腐の成型は料理ではなく
製造、運搬、売上管理として
その形状になっているわけであり
料理の本質とは別の観点ということ
買った後はそれを味わうためにどう再成型していいということだ。

目的にあわせての成型、、
それはあくまでも手段的行いであり
成型がゴールではないということだね。

変なこだわり、偏見のひとつと理解したなあ。

2025-04-25

様相

ありさま。様子。姿
~~の様相を呈する  なんて表現で使われる。
でも上記の用例だと多くは比喩表現で使われることが多い。
その姿を現す言葉が比喩表現って
なんか矛盾しているような。

それゆえ、使いずらい言葉になっているなあ。

2025-04-24

周到

すみずみまで心(注意)が行き届いて、落ちが無い有様。至れり尽くせり。
現代では、用意周到でしか使われないようになっている。
用意周到であること=段取り、計画である。
その事実にどれだけの人が気づいているのか?
つまり、用意周到ではないことは
~段取りが悪い
~計画が破綻している
となるのに、、
「用意周到に準備してきたのに」
と言い出し、うまく回らないのは、、バカでしかないのである。
どうも、言葉の価値のインフレによる低下を感じてならない。
超、、優秀、完璧って言われると大したことないと感じる流れに
用意周到に万端なんて言われると。

2025-04-23

親御

他人の親に対する敬称。
子を持つ親の意見として
~子供への影響が良くない
~そういうことを子供が覚えてしまったら
とか言い出し、他人を批判する親がまっとうに扱われている。

、、、、、バカなの?
そういうひとつひとつのことを
子供に見せて、善悪、社会的問題かどうかを
教えるのが親の責任だろうが!
そういうことを見ずに社会に出て判断できない子供を育てた
親の責任を果たさずに社会を批判するな。
子供への影響とかいうが
社会としてその行動に価値や要求があるから生まれるのであって
それをまだ納税、選挙権のない者のために抑圧すること自体
社会として問題ってなぜ気づけないのか?
現代日本は。
子供をちゃんと教育するということは
今ある事実を直視して、自己判断する能力を身に着けることであり
それを怠って社会を批判する親の存在が社会悪ってわからないことが
問題なのに、、

2025-04-22

面子

体面。面目。プライドだろうか?
儒教道徳、封建制度の社会では、面子を重んじただろう。
その名残の日本ではこれまで当たり前のようになっているが
それが都合よく利用されている。
他人に対しては、面子などどうでもいいというが
自分に対しては、面子を重んじろって平気で言いだす。
自由主義、個人主義の台頭で得られたものは
プライドも道徳もない
自己主義の餓鬼道に成り下がっていることこの上ない。
これを六道輪廻なのか、それとも末世なのか、、って思う日々。

2025-04-21

再流

また流れ出す。
再流行などのリバイバル。
時代の流れでリバイバルブームをちょくちょく起きる。
外国ならオールディーズ
日本なら昭和ブーム、、いや古いのは、本歌取りがそれにあたる。
人間の本能的なところで懐かしむってことだろうと言われるが
それはおかしい。
だって、その過去を知らない人がその時代を再流行させることが多い。

神瞰できる僕からすれば
リバイバルブームというのは
その時代がつまらなく停滞していて
新たな価値を生み出せない時でしかない。
過去の価値を利用するなどという
模倣しかできないその発想時代
いろいろな意味で時代の終焉でしかないのだろうな。
それ以降は、根本的な価値観の洗い替えが待っているのだろうな。

2025-04-18

急度

 きゅうど?
いやこれは「きっと」と読みmaybe の意味。
口頭ではよく使うが
文字に起こすと音通りの漢字ではないことが多い。
まして、屹度という文字もある。

そして、難しいのは
急度と屹度は若干使い方が違うらしい。
気持ちが入っている場合は、、、、
、、、、、めどくせー、そんなのわざわざ、意識できるか!
ってことで、言葉は変わっていくんだろうな。

2025-04-17

鬼来

子供を躾けるとき
「そんなことをしていると鬼が来るよ」
という言葉、
中国にも
「遼来来」
という同じ表現がある。

思うに治安の根底にある道徳は
殺戮鬼の存在は重要である。

治安維持、みなが効率よく動くためには
乱す者、逆らう者への罰を
より鮮明により残虐に行うことで
二度と民意にそのようなことをさせない効果があるべきだ。

今はやたら人権やら虐待などを騒いで
罰を罰しない傾向があるが、
それは社会が乱れている証拠であり
この状況をよしとしないのは世界中の神々が
鬼のチカラを作っている
破壊神
雷光(インドラの矢、ゼウスの雷)
日本では仏教の明王が
それにあたる。

科学技術の進化でそのような鬼の所業を認めなくなっているが
それをちゃんと使えるようにならないと
人間という存在意義が危ういと感じるのは
ちょっと宗教的な発想かな??!

2025-04-16

従来

以前から今まで。これまで
従来という言葉を使う輩は
自分の思う範囲での過去から今まであり
歴史観的には刹那
他人からすればどうでもいい期間
をあたかも他人と共有していることが当然と思って話す。

従来なんてものはこの世にありはしない。
それは主観的な連続行為をそう思い込んでいるだけで
どうでもいい反復運動でしかない。

従来と言い張る人間に
自分の価値観から抜け出せない発展の無い人なんだろうな。

2025-04-15

趣味

自由時間に好んで繰り返し行う行為や事柄、その対象のこと。
価値の多様化により、趣味と遊戯の線引きが曖昧、、いや
そういうレベルではない。

自分の趣味は他人には、子供の遊びと思われることばかりになっている。
それに対して、寛容にならずに批判するクズばかり
「まだそんな遊びをしているのか」
「大人げない」
「何が楽しいの」
なんて言い出すのが今の日本だ。
そのくせ、自分の趣味は正当と思い込んで批判される怒り出す。

だから、他人への干渉をしないほうがいいのでは?
と思うのに、、承認要求でひけらかすから、、
本当に現代人は頭悪すぎ。

2025-04-14

除外

ある範囲や規定の外におくこと。取り除くこと。
There is no rule without exceptions
大学受験の英頻の冒頭の例文にもあるものだが
社会統治の観点から除外が発生するということは
法治国家として、機能が複雑かつ統治が揺らいでいるといえる。
除外を作るとういうことは
~なんでそうするか
~どこまでそうするか
~類似しているからこれも除外では
~あれが除外ならこれも同じはずだ
という意見が上がってくる
それらに対処するするだけで
統制活動が機能しなくなるものだ、、

得てして、除外は
為政者の私的な思いで生まれるもの。
為政者として精神的、経済的利権を感じさせるものがあるからだ。
やはり為政は民主主義では無理なんだろうな。
除外と利権が恣意的に生まれるから。

2025-04-11

配慮

手落ちのない、または、よい結果になるように、あれこれと心をくばること。
最近思う。
バカほど、配慮はされるものと考え
配慮されるべき存在に値しないことに怒り出す。
本当になぜお前が配慮される存在なのか?
理解できないのだが、それが理解できないといいだすのだから。

ある意味、他者への理解があるから配慮すべきあり
そう考えられない存在に人権を与えないことが
社会としてあるべき姿ではないか?って思ってならない。

2025-04-10

隠処

 人目を避けて隠れる場所。
人間、そういうところが好きと言うのは
動物的本能であり、そういう安全なところで、食事、睡眠をとりたがる。
しかし、本能とは逆の社会性を持つため
人が集まっている繁盛店に行きたがり
誰もいない閑古鳥には寄り付かない。

現代人ではない、過去の人や宇宙人からしたら
人間ってどれだけ狂った思考なのか?って思われるだろうな。

2025-04-09

多角

物事の扱い方に関して取るいろいろの角度。
視点や経営の多角化って言い出して久しい。
でも多くの場合は、行き詰まりで使われる。
これ以上、拡大、成長できないことがわかると
周りと比べ、自分たちの領域が狭いと感じると

しかし、往々にしてその多角と言う発想は失敗する。
基本多角ということは、主観ではなく客観で使われるものであり
主観的に多角って言い出すと
分不相応
足元を見ていない
結果になりやすい。
今の成功は今の結果であって
次のステップって考えるのは浅はかなな考え方でしかない。
別のことをするということは
それなりの覚悟と出血を厭わない姿勢でないと。

2025-04-08

荷重

 物体に作用する力や重さ、または構造物が耐えられる重さ
読みはカジュウ。
最近の運送問題。
カジュウにより
カジュウをかけて
カジュウになる
って何のことやらに聞こえるが
荷重に
より加重をかけて
過重になる
ってこと。

日本語の同音意義が多すぎる。

2025-04-07

骨休

仕事のあいまにからだをやすめること
昔の第一次、第二次産業であれば
仕事の休みということは肉体労働からの解放であったが
現在の労働は第三次産業、第二次産業も、オートメーション化が進め
肉体労働ということは少ないと思う。
その肉体上に、精神、眼精疲労がたまっているのだろう。
骨休みと言うよりは、
脳休め
眼休め
という表現に変わっていくのかなあ、、
まーーそもそも、休むという概念も難しくなってきているが

2025-04-04

紛失

物がまぎれて、なくなること、または、なくすこと。
うーーん、紛失というと他責に聞こえるが
落とし物、忘れ物という自己責任の過失に感じる。
どうも、自分の責任転嫁のために紛失という言葉を使っているような。
現代社会って、自分の過失を他責にしたがる傾向が多すぎないか?!

2025-04-03

寝付

眠りにはいること。また、就眠する時の様子。
寝付きがいい、悪いとなるがいろいろと思う。
肉体的には、酷使しているとすぐに眠くなる
対して、精神的には、不安や不平があるとなかなか寝れない。
眠るのは難しい。
現在スリープテックというものが登場している。
睡眠の重要性がわかるが
その睡眠をとるという無防備な状況をいかに安全にさせるか
という社会的根本論についてあまり打ち手がないのは
いかに専門性、好き勝手な活動しか人間はフォーカスしない特徴
本能を感じてしまう。

2025-04-02

黙秘

取調べや裁判の場で言いたくないことを言わないこと。
黙秘権として使われている。
でも、この権利は現代では権利どころか、リスクになっている。
情報が足りなかった時代
法治国家だった過去
では、言わないと真実がわからないという前提だった。
それゆえ、当人に有利に働く、、権利だった。

しかし、今は
~言わないのだから、憶測が正しい
~みんなが言っているのだから
~こっちにはこっちの表現、報道の自由がある
というおぞましいロジックで
黙秘すればするほど、憶測が真実になっていく。
確かに、いくら言っても理解しないのが
法治国家から民意国家に変わった昨今。

公正なんてことがなくなった今
六道における餓鬼道まっしぐらだなあ。

2025-04-01

篠突

篠竹を束ねたものが落ちてくるように、細いものが密に激しく飛んでくる様
現代では雨に対してだが、
昔は矢、鉄砲の弾丸などにも当てていた言葉。
自分自身がそれをどう受け取るかでの表現だが
篠竹なんか現代としてイメージできないのでは?
現代風に言えば、無数の注射針が降って来たようだ、、ではないかな?
そうやって翻訳しないと伝わらないので
もうなくなるのではって思ってしまう表現だなあ。